佐渡にオープン「古民家に泊まり街歩きを楽しむ分散型ホテル」宿泊客の反応は…

BSN

街中に点在する古民家に泊まり、食事や買い物は街歩きで楽しむ。そうした「分散型ホテル」が佐渡市 相川地区に開業しました。宿泊客はユニークな部屋の造りや街の人との触れ合いを楽しんだようです。

佐渡市 相川地区に先週オープンした分散型ホテル、「ニッポニア 佐渡相川 金山町」。21日は初の宿泊客が訪れました。

【相川車座 雨宮隆三 社長】「街ごとホテルというコンセプトで、ホテルのチェックインを昼の時間はこのきらりうむ佐渡の観光案内所に委託しています」

宿泊客はまず、相川の中心部にある佐渡金山のガイダンス施設「きらりうむ佐渡」でチェックイン。
そして歩いて空き家を改修したホテルに向かいます。

【宿泊客は】「蔵を眺められるんです。これは面白いな」

今回の宿泊客が滞在するのは、もともと窯元だった建物をリメイクした部屋です。今回開業した宿泊施設は地域に点在する空き家などを改修した4棟、7部屋。

相川地区ではこれまで観光客の滞在時間が3時間と言われてきました。こうした現状を受けて宿泊施設を整備することで、訪れた人たちの滞在時間を伸ばす狙いがあります。

ウェルカムドリンクは街の飲食店で。その後、地域の祭りを見て、地元の人と交流しながら夕食です。

【宿泊客は】「佐渡の文化を味わいながら、宿泊という形で体験ができるんだな、文化を味わえるんだなと」

施設を管理運営する「相川車座」は地域と連携して宿泊客により相川を楽しんでもらえるようにするとしています。