エアコン使わず就寝した91歳女性が熱中症で死亡 朝方に雨が降るも熱帯夜に近い状態 朝家族が気付く 新潟県見附市

BSN

新潟県見附市に住む91歳の女性が、24日、熱中症により死亡しました。

消防によりますと、女性は昨夜エアコンをつけずに就寝し、午前8時半ごろ、体調が悪化して息苦しそうにしているのに家族が気付き、消防に通報。
搬送中に心肺停止の状態となり、病院で熱中症による死亡と確認されました。

見附市は朝方に雨が降り、午前6時ごろからは気温が24.5℃まで下がったものの、それ以外のほとんどの時間帯は25℃を上回り、いわゆる熱帯夜に近い状態でした。
23日の最高気温は35.0℃だったということです。

新潟県によりますとこの夏、熱中症で亡くなった人は県内で4人目です。
例年、エアコンを使用せずに熱中症で死亡する高齢者がいることから、県では改めて市町村や消防本部に対し、熱中症への注意を呼びかけるとともに、予防に万全を期すよう依頼したということです。