「長年の夢を…」世界文化遺産の登録なるか『佐渡島の金山』きょう27日午後に審議へ

BSN

インドで開催されている世界遺産委員会で、この後27日午後1時半から「佐渡島の金山」の世界文化遺産の登録が審議される見通しで、地元では期待が高まっています。

記者レポート
「午前9時です。会場の設営は終わりました。そしてステージには大きなくす玉も設置され、午後からの世界遺産委員会を待つのみです」

27日は、『きらりうむ佐渡』など新潟県佐渡市の2か所と新潟市などでパブリックビューイングが行われ、関係者や市民が審議の様子を見守ります。

佐渡市の職員は
「島民の人はやはり期待していることだと思いますので、きょうは何とかうまく世界遺産になってくれることを祈っています」

また相川地域では、鉱山の繁栄を祈願する「鉱山祭り」が始まり、地元の小学生が世界遺産登録を願い歌いました。

市民は
「ドキドキしている」

相川地域出身の人は
「長年の夢を…運動してくれた人の夢をかなえてあげたいと思います」

世界遺産委員会のきょう27日の審議は日本時間の午後1時半に始まります。
世界遺産登録が決まれば新潟県内では初めて。文化遺産の登録は国内では21件目で自然遺産も含めると26件目となります。