水球男子“ポセイドンジャパン” セルビアに15対16で敗れ黒星スタート ブルボンKZ稲場がチーム最多6得点【パリ五輪】

BSN

パリオリンピック™水球男子は予選グループリーグが始まりました。
日本代表“ポセイドンジャパン”は日本時間28日、強豪のセルビアと対戦し15対16で敗れ、黒星スタートとなりました。

日本は第1ピリオドの立ち上がり、セルビアに2点を先行されますが、稲場悠介が連続で得点を決め同点に追いつきます。その後はセルビアに2点を許すものの、足立聖弥が2点を挙げ、4対4の同点で第1ピリオドを終えます。

第2ピリオドはなかなか互いに得点が決まらないものの、残り4分53秒で日本は主将の鈴木透生が決めて勝ち越しに成功。その後はお互いに点の取り合いとなりますが、残り39秒で高田充が決め、8対7と日本が1点リードで前半を折り返します。

第3ピリオドは日本がセルビアの攻撃に苦しみます。
残り6分41秒にロングシュートを決められると、その後連続失点。8対11と3点差に開きます。
それでも残り3分8秒、日本はペナルティショットを稲場が決めて、ようやくこのピリオド初得点を挙げます。
その後はセルビアに1点を許しますが、日本は鈴木と大川慶悟が得点を挙げて、11対12。1点ビハインドで最終第4ピリオドを迎えます。

最終ピリオド、日本は稲場が最初のチャンスをきっちり決めて同点に追いつくものの、その後はセルビアに先制を許す展開に。
それでも残り1分53秒で稲場がシュートを決めて同点に追いつきますが、その次のプレーでセルビアに得点を許してしまいました。
日本はこのまま15対16で敗れ、初戦黒星スタートとなりました。

なお新潟県柏崎市のブルボンウォーターポロクラブ柏崎から日本代表に選ばれている稲場悠介がこの試合、チーム最多となる6得点を挙げています。