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新ルール「パトロール中にコンビニもOK」飲料購入のほかネックリングや冷却ベルトも 新潟県警の熱中症対策

BSN新潟放送 / 2024年7月31日 19時55分

BSN

連日続く猛暑の中、新潟県警が決めた新たな“ルール”を御紹介します。

制服を着た警察官がコンビニで飲み物を買っていたらどう思いますか?
これが大切な『熱中症対策』なんです。

コンビニにやってきた1台のパトカー。

「特殊詐欺が流行っているので気を付けてください…」

特殊詐欺への注意を店員に呼び掛けます。
そして…
「飲料水買っていってもいいですか?」
水のペットボトルを2本手に取り、レジで購入しました。

実は警察官は暑いんです!

パトロールする警察官は、鉄板入りのチョッキなど、およそ5kgの装備を身に着けていて、夏場は特に体温が上がるばかりか、体力も激しく消耗しているのです。

新潟県内では2023年に、15人の警察官が仕事中に熱中症の症状を訴え、1人が熱中症と診断されました。


2024年も、すでに5人で熱中症の疑いがあったということです。

【新潟県警本部 地域部 木村正樹 地域調査官】
「近年、暑さがひどいことから、暑熱対策が大切だと考えています」

コンビニでの飲料の購入はこれまでも認められていましたが、市民の目を気にしてちゅうちょする警察官もいたそうです。

【新潟県警本部 地域部 佐藤夏紀 警部補】
「制服を着ていますので、勤務中に食べ物や飲み物をコンビニエンスストアで買うことは気が引けていた…」

そこで新潟県警本部では熱中症対策の一環として、改めて、各警察署などにコンビニの利用などについての周知をしたということです。

また所属長が認めた場合には、首元を冷やすネックリングや冷却ベルトなどの使用も、この夏からは認められるようにもなりました。

「冷却グッズの使用だったりとか、コンビニエンスストアで飲み物などを購入することができるようになったので、私たちも暑さに負けず、困っている人を精一杯助けられるように頑張っていきたい」

【新潟県警本部 地域部 木村正樹 地域調査官】
「夏の暑さの中でも、街頭活動の能率を維持することにより、県民の安全安心を守る意味においても大切なことと考えております。県民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします」

県民の安心安全にもつながる、警察官の熱中症対策です。

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