7日にかけて引き続き雷を伴う“滝のような雨”の恐れ 関東甲信地方では8日朝までに多い所で200ミリの降水量か【11日(日)午後3時までの雨風シミュレーション】

BSN

東北地方から西日本では暖かく湿った空気が流れ込むほか、日中の気温の上昇も加わり、さらに上空に寒気が流れ込む影響で、引き続き7日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
気象庁は7日にかけて、東北地方と東日本では低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、広い範囲の所々で積乱雲が発達し、雷を伴った非常に激しい雨が降って大雨となる所がある見込みです。

雨の予想

▽7日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
　東北地方　80ミリ
　関東甲信地方　100ミリ

▽8日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
　東北地方　80ミリ
　関東甲信地方　100ミリ

東北地方や東日本では、ここ数日の雨で地盤が緩んでいる所があるとして、気象庁は少ない雨量でも土砂災害の危険性が高まる恐れがあるとしています。

気象庁は低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
また落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてほしいとしています。ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
局地的に、いわゆる“ゲリラ雷雨”となる所ももありそうです。急な天候の変化に注意してお過ごしください。