「ジャガイモ、タマネギが高騰そして枝豆も…」お盆前のいま何が高くて何が安い? 新潟市の青果店で聞きました

BSN

新潟市では32か月連続、消費者物価が上昇、特に野菜の高値は続いています。いま何が高くてなにが安いのでしょうか。お盆の前の参考にしください。

新潟市 西区にある「中村青果」です。今年の夏野菜の値段はいつもと違うようです。

【中村青果 中村イト子 社長】「全体に高いんですよね。雨とかあまりにも良い天気過ぎて暑いからどうしても品物の出来が悪いというか」

農水省がまとめた全国のスーパーの店頭価格は、ジャガイモは去年より43%高く、

タマネギは36%、キュウリも21%上がっています。
一方、中村青果では…
【中村青果 中村イト子 社長】「特に今年高いのが枝豆ですよね。すごい値段です」

新潟の夏を代表する「枝豆」がピンチだと言います。300グラム480円と去年よりおよそ100円高くなっています。

去年までは販売していなかった規格外の小ぶりのものも販売せざるを得ない状況です。

【買い物客は】「家計簿を付けているけど、食費がだんだん上がっている」

【買い物客は】「年金でやりくりしている人もいっぱいるので、少しでも安くておいしいものをいただきたい」

またこちらの方は、節約のため工夫をしているそうです。
【買い物客は】「なるべく節約してでも栄養は取らないといけないし、だから料理で工夫するしかない」

一方で、安くなっているのはキャベツです。
今年5月には1玉500円以上してましたが、今は98円と落ち着きました。

【中村青果 中村イト子 社長】「キノコ類がちょっと安いです。エノキとか安いし、あとオクラとかも少し下がってきた」

夏場はキノコ類の消費が下がるということで、エノキは2袋で100円。ブナシメジは1袋68円とお買い得に。オクラは150円となっています。

【中村青果 中村イト子 社長】「農家も大変だし、私たちも大変だし、買う人も大変です。お盆にかけて値段が下がらないまま上がって行くと思います。少しまた上がると思います。商品があれば良いなと思うくらい」

猛暑が影響した去年以上の高値…家庭のやりくりももう限界のなかお盆を迎えることになりそうです。