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関東甲信に台風7号が接近へ 16日は関東で24時間に300ミリの大雨か さらに伊豆諸島や関東の海上で最大瞬間風速60メートル予想【15日夜~17日まで・1時間ごとの雨と風のシミュレーション】

BSN新潟放送 / 2024年8月15日 10時45分

BSN

台風7号は小笠原近海を発達しながら北上を続けています。
当初の予想よりも台風は東よりに進んでいて、16日にも伊豆諸島から関東地方に接近する見込みで、房総半島付近を通過するとみられます。台風の接近に伴い、暴風や大雨の恐れが高まります。早めの対策をお願いします。

台風7号の予想進路は(15日午前9時現在)

気象庁によりますと、強い台風7号は15日午前9時現在、父島の北北西約300キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径110km以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

台風は今後も発達しながら北上を続け、あす16日(金)午前9時には八丈島の北東およそ90kmに進む見込みです。最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルと、走行中のトラックが横転したり、住宅が倒壊したりするような猛烈な風が吹く恐れがあります。


その後、台風は進路を東よりに変えて、17日(土)午前9時には福島県いわき市の東およそ170kmに進み、その後は日本から離れる見込みです。

暴風や土砂災害、低地の浸水などに厳重警戒を

気象庁は、小笠原諸島では、うねりを伴った高波に警戒し、強風に注意するよう呼びかけています。
また関東甲信地方では、台風の接近時には、暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒が必要です。

特に伊豆諸島では、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹くおそれがあり、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒し、関東地方の沿岸では、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒してください。

さらに関東甲信地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しのある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。関東地方では、高潮にも注意・警戒してください。

風の予想

▽15日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 関東地方の海上 15メートル(25メートル)
 伊豆諸島    40メートル(60メートル)
 小笠原諸島   23メートル(35メートル)
 関東地方の陸上 13メートル(25メートル)

▽16日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 関東地方の海上 40メートル(60メートル)
 伊豆諸島    40メートル(60メートル)
 関東地方の陸上 30メートル(45メートル)
 甲信地方    15メートル(30メートル)

▽17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 関東地方の海上 30メートル(45メートル)
 伊豆諸島    15メートル(25メートル)
 関東地方の陸上 15メートル(30メートル)

波の予想

▽15日に予想される波の高さ
 関東地方  5メートル うねりを伴う
 伊豆諸島  9メートル うねりを伴う
 小笠原諸島 7メートル うねりを伴う

▽16日に予想される波の高さ
 関東地方  10メートル うねりを伴う
 伊豆諸島  10メートル うねりを伴う
 小笠原諸島 4メートル うねりを伴う

▽17日に予想される波の高さ
 関東地方 8メートル うねりを伴う
 伊豆諸島 5メートル うねりを伴う

雨の予想

▽15日に予想される1時間降水量(多い所)
  関東地方北部 50ミリ
  甲信地方   40ミリ
  伊豆諸島   50ミリ
  小笠原諸島  40ミリ

▽16日に予想される1時間降水量(多い所)
  関東地方北部 80ミリ
  関東地方南部 80ミリ
  甲信地方   50ミリ
  伊豆諸島   60ミリ

▽16日午前6時までに予想される24時間降水量(多い所)
  関東地方北部 100ミリ
  関東地方南部 100ミリ
  甲信地方   100ミリ
  伊豆諸島   150ミリ
  小笠原諸島  60ミリ

▽17日午前6時までに予想される24時間降水量(多い所)
  関東地方北部 300ミリ
  関東地方南部 300ミリ
  甲信地方   200ミリ
  伊豆諸島   200ミリ

お盆にUターンなどに大きな影響も…

交通機関にも大きな影響が出る見込みです。

JR東海は東海道新幹線の東京~名古屋間について16日終日の運休を決めたほか、名古屋~新大阪間についてもすべての列車を運休したうえで1時間当たり上下各2本程度、「こだま」(普通車全席自由席)の臨時列車を運転するとしています。
17日も台風通過後の設備点検等の状況次第で、始発から大幅な遅れや一部列車の運休などが発生する可能性があるとしています。

JR東日本は東北・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線で16日昼頃~17日昼頃の間、大幅な遅れや運転取りやめの可能性があるとしています。
また在来線も関東エリアを中心に台風の接近によって16~17日にかけて遅れや運休が発生する場合があるということです。

航空各社は羽田空港や成田空港、八丈島空港や静岡空港を発着する便で、すでに多くの便で欠航を決めていて、ホームページなどで確認してほしいとしています。

高速道路各社でも、16日から17日にかけて関東や東北南部で大雨や強風の恐れがあり、一部区間で通行止めとなる可能性が高いとしています。

お盆のUターンや行楽地からの帰宅などに大きな影響が出る見込みです。
最新の交通情報を確認してください。

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