新潟県内で初確認 新発田市の養豚場で『豚熱』全450頭のブタを処分へ

BSN

新潟県 新発田市の養豚場で飼育されていたブタが14日、豚熱に感染していることが確認されました。県内の養豚場で感染が確認されるのは初めてです。

豚熱の感染が確認されたのは新発田市の養豚場で飼育していたブタです。

県によりますと13日、県の下越家畜保健衛生所に「子ブタ12頭が死んだ」と通報があり14日、国の検査機関で検査した結果、豚熱に感染していることが分かったということです。

【花角知事】「これによりまして、本県で初めてとなる豚熱の防疫措置を行う必要があります」

この養豚場ではおよそ450頭のブタを飼育していて、県は15日夕方から全てのブタの処分を始めるということです。

【県の担当者】「人に感染することがない病気ですので、食べていただいても人体に影響はありません。また感染した豚が市場に出回ることもありません」

県内の養豚場で豚熱が発生するのは初めてで、国内では5月の岩手県の養豚場以来、93例目です。