1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「終戦から79年…戦争の悲惨さ平和の尊さを次の世代に」新潟でも各地で戦没者追悼式

BSN新潟放送 / 2024年8月15日 20時1分

BSN

15日は79回目の終戦の日です。新潟県内でも各地で追悼式が開かれ戦争の犠牲者を悼むとともに平和への誓いを新たにしました。

白根学習館では新潟市 南区内の戦没者1523人を追悼するため、遺族らおよそ50人が参加して追悼式が開かれ、花が手向けられました。

【新潟市 南区 長浜達也 区長】「戦争の悲惨さ平和の尊さを深く心に刻み、次の世代に継承していく責務を果たし恒久平和の実現に向け努力していくことを誓い申し上げます」

南区遺族連合会 会長の真保慶一さん 70歳は祖父が出征先の中国でロシア兵の銃撃に遭い亡くなったということです。
【南区遺族連合会 会長 真保慶一さん(70)】「平和の尊さを子々孫々まで代々語り継いでいくということが遺族会に課せられたものと思っています」

参列者は終戦から79年経った今も世界各地で戦火が止まない現状に平和への願いを強くしていました。

【父が中国で戦死 荒井功さん(86)】「今世界で戦争が起こっているし、戦争をなくして、戦争やっても何も得しないし、残された我々も大変だから、戦争だけはやめて世界平和を祈って献花しました」

方、新潟市 中央区の護国神社では…

【記者リポート】「終戦の日のきょう、参拝に訪れた人は何を思うのでしょうか」

【30代】「終戦の日なので(戦没者が)祀られているということで、やっぱり手を合わせておくべきかなと思ってきました」

こちらの女性は、当時の体験を語ってくれました。
Q「1番覚えている(戦争の)記憶は?」
【終戦当時5歳 80代】「学校の帰り道に家に着く手前に麦畑があった。飛行機が飛んでくると麦畑の中に隠れた」

【終戦当時10歳 80代】「亡くなった方に対する感謝が一番。そういう方がいるから今は平和で、私もお陰様で酒も飲める、年金ももらえる」

父親を思い、手を合わせていた男性は…
【終戦当時2歳 80代】「親父が戦死しているもんだから、ないほうが良いな戦争は。犠牲者が増えれば泣く人がいっぱいだからな。絶対やってはまずいんだわ」

戦争の記憶を風化させず戦没者を慰霊し多くの人たちが手を合わせていました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください