東京に戻る高校生は「帰れるのかな…」台風7号の関東接近で交通機関に大幅な乱れ 新潟県内は17日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒

BSN

関東に接近している非常に強い台風7号の影響で、新潟県では上越・中越・下越であす17日夕方にかけて雷を伴って強い雨の降る所がある見込みで、上越と中越では警報級の大雨となる恐れがあります。

16日正午のJR新潟駅。改札前には『計画運休』の文字が。

岩手へ帰る20代女性
「私が乗る列車が運休しなそうなので、とりあえずは乗ってみようかなって思ってます。止まらなければいいなと思ってます」

JR東日本は台風7号の影響で下り1本、上り4本の合わせて5本を運休に。15日に計画的に運休を発表したこともあり、駅では混乱などはありませんでした。

東京から帰省で来た親子
「乗っているときは結構降ってました。東京駅では。（天気は）悪かったですね

東京へ帰る高校生
「急に台風が強くなったみたいな話を聞いて、『帰れるのかな』という感じがすごくあります」

台風7号は1時間におよそ15キロの速さで、あす17日の明け方にかけて非常に強い勢力で北東に進む見込みです。

上中下越ではあす17日の夕方にかけて、雷を伴って強い雨の降る所があると見込まれています。このうち上中越では同じ地域で雨が降り続いた場合、警報級の大雨となるおそれがあります。

あす17日夕方までの24時間に降ると予想される雨の量はいずれも多い所で、上越と中越が80ミリ、下越が50ミリとなっています。気象台は上越と中越であす17日未明から夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒を呼びかけています。

そして17日は熱中症にも警戒が必要です。
17日は新潟市中央区や長岡市などで日中の最高気温32℃が予想されていて、気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを発表しました。室内でエアコンなどで涼しい環境にして過ごすなど、熱中症予防をしてください。