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28日夜遅くにかけて北陸地方では“バケツをひっくり返したような”雷雨の恐れ 台風10号は31日以降に接近?【2日(月)までの雨と風のシミュレーション・3時間ごと】

BSN新潟放送 / 2024年8月28日 20時20分

BSN

北陸地方では28日夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となっていて、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。
新潟地方気象台は28日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、日本海にある前線にある低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、28日夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。激しい雷雨が降る所もありそうで、北陸地方では、これまでに降った雨や今年1月の能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があることから、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるとしています。

雨の予想

▽28日に予想される1時間降水量(多い所)


  新潟県 30ミリ
  富山県 30ミリ
  石川県 40ミリ
  福井県 30ミリ

▽29日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所)
  新潟県 50ミリ
  富山県 50ミリ
  石川県 60ミリ
  福井県 60ミリ

気象台は、北陸地方では28日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、28日夜のはじめ頃まで落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。

また台風10号は非常に強い勢力を維持したまま北上し、30日にかけて九州に上陸するおそれがあります。九州南部では記録的な暴風や高波、高潮、大雨となるおそれがあります。台風の動きが遅いため、西日本を中心に長い時間にわたって、猛烈な風や猛烈なしけが続き、総雨量が多くなる見込みです。

北陸には31日以降に近づくとみられます。今後の台風情報に注意し、早めの備えをお願いします。

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