東海地方では雷を伴って“滝のような”非常に激しい雨が降る恐れ 台風から変わった熱帯低気圧の影響で大気の状態が不安定に【3日午前6時まで・1時間ごとの雨風シミュレーション】

BSN

台風10号から変わった熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東海地方では雷を伴った激しい雨が降っているところがあります。
名古屋地方気象台は、東海地方では、これまでに降った記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があるとして、静岡県では土砂災害に厳重に警戒し、東海地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、台風10号は、1日正午に東海道沖で熱帯低気圧に変わったものの、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が東海地方に流れ込んでいるということです。

東海地方では、2日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くため、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

雨の予想

▽1日に予想される1時間降水量（多い所）
　　愛知県　50ミリ
　　岐阜県　40ミリ
　　三重県　60ミリ
　　静岡県　40ミリ

▽2日に予想される1時間降水量（多い所）
　　愛知県　50ミリ
　　岐阜県　50ミリ
　　三重県　60ミリ
　　静岡県　40ミリ

▽2日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所）
　　愛知県　120ミリ
　　岐阜県　120ミリ
　　三重県　150ミリ
　　静岡県　120ミリ

防災事項

静岡県では、土砂災害に厳重に警戒してください。東海地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。