日本周辺には“台風のタマゴ” 熱帯低気圧が発生か さらに週末には沖縄付近に“強い雨風伴う雲の渦”が近づく？ 【今後の雨風シミュレーション（3時間ごと）・3日午前11時半更新】

BSN

関東周辺には前線が停滞していて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が不安定となっています。気象庁は、関東甲信地方では4日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。一方、日本周辺には熱帯低気圧が発生する見込みで、さらに週末には沖縄に強い雨風を伴う雲の渦が近づく見込みです。

気象庁によりますと、4日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、関東甲信地方では4日昼過ぎにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みだということです。
関東地方では多い所で4日午前6時までに150ミリの降水量が予想されています。特に、前線に近い千葉県では大雨となる見込みです。

関東周辺以外は広く高気圧に覆われて、晴れる所が多くなる見込みです。
一方で、太平洋高気圧の周辺からの暖かく湿った空気が流れ込むほか、日中の気温の上昇などの影響で大気の状態が非常に不安定となりそうです。
西日本から東日本では5日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。

また日本周辺には熱帯低気圧が発生する見込みで、小笠原諸島周辺に近づく恐れもあるということです。
さらに、今後の雨と風のシミュレーションを見ると、週末にかけて沖縄に強い雨風を伴った雲の渦が近づきそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。