厳しい残暑「稲刈り中の児童11人が熱中症で救急搬送」 新潟市 秋葉区が体温超えの全国一の暑さに

BSN

10日の新潟県内は高気圧に覆われ、新潟市 秋葉区で37．2℃と全国一の暑さになるなど各地で猛暑日となりました。この暑さで新潟市の小学校の学校田で稲刈りをしていた児童11人が熱中症で救急搬送されています。

10日の県内は高気圧に覆われ各地で朝から気温が上がりました。新潟市 秋葉区では全国で最も暑い37．2℃を観測。これは9月の観測史上最も高い気温です。

このほか、長岡市で36．7℃、上越市で35．8℃など28の観測地点のうち6地点で猛暑日となりました。

【街の人は】「暑すぎてちょっと動くのでしんどいです。秋より冬が来てほしいです。涼みたいです」

【街の人は】「きょうは水分をもって来ましたけれど、すぐ空っぽになるのかな」

こうした中、新潟市 東区の大形小学校では午前11時ごろ800メートルほど離れた学校田で5年生の児童127人が稲刈りをしていたところ、女子児童1人に熱中症の症状が出たということです。

稲刈りを中止し、学校に戻りましたがその後、児童10人にも熱中症の症状がみられ、合わせて11人が病院に運ばれました。いずれも重症化したという報告はないということです。

BSNのまとめでは大形小学校の児童以外に県内では22人が熱中症の症状で病院に運ばれています。

11日も各地で猛暑日が予想されていてこの残暑はまだまだ続きそうです。