コシヒカリを堪能しコメ農家と意見交換 自民党総裁選に立候補を表明している小泉進次郎氏が農業施設を視察 新潟県

BSN

自民党総裁選の告示が12日に迫る中、総裁選に立候補を表明している小泉進次郎 元環境大臣が新潟県長岡市を訪れ、コメ農家らと意見を交わしました。

【小泉進次郎 衆議院議員】
「おはようございます！おはようございます！」

有限会社の農業施設を視察し、新米の出来具合や海外への展開状況などを聞き取りました。

【百笑会ライスセンター 池田治 社長】
「去年の成績は二等、三等と悪かったんですけど、今年は今2つ最初の検査が終わりましたけど、全部一等ということで」

【小泉進次郎 衆議院議員】
「輸出は？」
【百笑会ライスセンター 池田治 社長】
「（アメリカと香港への）輸出は全体の5%くらい」

【小泉進次郎 衆議院議員】
「これから伸ばしていきたいと？」

【百笑会ライスセンター池田治社長】
「長岡のコメということで、海外でも展開していけたらいいなと」
輸出米用の田んぼでは稲刈りを体験。

全国を騒がせているコメの品薄やその対応策について意見を交わしました。

【百笑会ライスセンター 池田治 社長】
「昔の高温と今の高温はレベルが違う。それに対応した作り方をうまく技術で上げていかないと。去年みたいになったら大変なので」
【小泉進次郎 衆議院議】
「毎年この暑さを乗り越えられるかどうかをヒヤヒヤしながら稲刈りの時期を迎えて、『良かった』という今年はほっとした」

最後は、とれたてのコシヒカリを堪能した小泉氏。
「農業での地方創生や海外輸出についてしっかり取り組む」と意気込みました。

【小泉進次郎 衆議院議】
「私が1年で3つやると言っている労働市場改革も含めて前向きな社会により展開をしていくように頑張ろうと。農家の皆さんの手取り、収入が上がっていく地方創生しっかり進めていきたいと」

自民党総裁選をめぐっては、野田聖子 元総務大臣が出馬を断念し、小泉氏の推薦人になることが明らかになりました。

【小泉進次郎 衆議院議】
「支えていただいているすべての議員、党員、仲間、秘書の皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。その多くの皆さんのお気持ちを結果につなげて勝利を勝ち取ることができるようにまっしぐらに、真っすぐ思いを伝えていきたい」

11日午後には上川 外務大臣が出馬を表明し、自民党の総裁選は9人による争いとなる公算が大きくなっています。