息子になりすまし「不倫相手を妊娠させ慰謝料が必要」と嘘 70代女性から500万円をだまし取った疑い 21歳の男を逮捕

BSN

不倫相手を妊娠させたことに対する慰謝料などの名目で、新潟市中央区の70代女性から現金500万円をだまし取った疑いで、21歳の男が逮捕されました。

特殊詐欺（オレオレ詐欺）の疑いで逮捕されたのは、茨城県常陸大宮市田子内町に住む自称・建設作業員の男（21）です。
警察によりますと、今年6月13日から14日にかけて、何者かが新潟市中央区の70代女性に電話を掛け、女性の息子や弁護士などを装って「不倫相手を妊娠させ、慰謝料を支払う必要がある」「現金を至急必要としているので、弁護士のおいに現金を渡してもらいたい」などと話したということです。
そして、6月13日に女性を新発田市や新潟市の指定した場所に呼び出し、弁護士のおいになりすました男が計400万円をだまし取った疑いがもたれています。女性は翌14日にも「慰謝料や弁護士費用の追加」などとして胎内市内に呼び出され、男に100万円をだまし取られたということです。
女性はその後、息子に連絡してだまされていたことに気付き、息子が警察に届け出ました。
調べに対し、男は黙秘しているということで、警察は今後事件の背後関係などを調べるとしています。