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【台風18号】“大型で猛烈な勢力”に発達し迷走? 暴風域を伴い台湾→沖縄・先島諸島周辺へ 西日本でも雨が強まる? 【台風情報・今後の雨風シミュレーション・1日午前11時20分更新】

BSN新潟放送 / 2024年10月1日 11時21分

BSN

台風18号は発達し、中心気圧が915ヘクトパスカル」の“大型で猛烈な台風”となって台湾の南を北上しています。速度はかなりゆっくりとなっていて、3日から4日頃にかけて暴風域を伴い沖縄地方に接近する恐れがあります。
気象庁は、沖縄地方では暴風に厳重警戒し、うねりを伴った高波に警戒するよう呼び掛けています。

気象庁によりますと、大型で猛烈な台風18号は、1日午前9時には台湾の南の南シナ海にあって、北へゆっくりと進んでいます。
中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルと猛烈な風が吹く見込みで、中心から半径190キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。


なお最大瞬間風速75メートルは家や樹木、走行中のトラックが倒れるようなものすごい暴風です。

台風は若干勢力を落として、3日午前9時には“非常に強い”台風で、暴風域を伴いながら台湾を直撃する見込みで、4日にかけて北上し先島諸島周辺に見込みです。その後は進路を西よりに変えて中国大陸方向へと進む予想となっています。ただ、速度がゆっくりのため、台風に近い先島諸島や台湾では影響が長引く恐れがあります。

沖縄地方では次第に風が強まり、2日は非常に強い風が吹き、3日は暴風となる所がある見込みです。また1日はうねりを伴ってしける所があり、2日から3日にかけて大しけとなる所がある見込みです。

気象庁は、沖縄地方では飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりする恐れもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。
不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼び掛けています。また、うねりを伴った高波に警戒してほしいとしています。
台風の進路や勢力によっては、警報級の大雨や高潮となるおそれがあります。

また台風から離れている九州や中国、四国、近畿などでも暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定となる見込みです。
3日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するほか、強風や高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となりそうです。

風の予想

▽2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄地方 20メートル (30メートル)

▽3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄地方 30メートル (45メートル)

その後、4日頃も暴風となるおそれがあります。

波の予想

▽1日に予想される波の高さ
 沖縄地方 5メートル うねりを伴う

▽2日に予想される波の高さ
 沖縄地方 6メートル うねりを伴う

▽3日に予想される波の高さ
 沖縄地方 7メートル うねりを伴う

その後、4日頃もうねりを伴い、大しけが続くおそれがあります。

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