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非公認となった自民前職・細田健一氏「無所属で出馬を明言」立憲民主や維新の立候補予定者も“臨戦態勢”

BSN新潟放送 / 2024年10月10日 20時28分

BSN

「もう やるしかない」

27日投開票の衆院選に向け新潟2区からの出馬を表明していた自民党の細田健一さんは、突然の『非公認』決定から一夜明けた10日、無所属で出馬することを明言しました。

9日の「非公認」決定を受けた細田健一さんは、10日朝に急きょ支援者を集めて会議を開き、そこで無所属での出馬について語りました。

支援者からの励ましの声も後押しとなって、「非公認」決定を受けた9日の夜に決断をしたそうです。

【無所属(自民党非公認) 細田健一氏】
「新潟のために、日本のためにまだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるということと、支援者が『頑張れ』と言ってくれた、その2つ…」
「必ず勝つという決意で頑張りたい」

自民党の新潟県議は、選挙戦に無所属で臨むことになった細田健一さんを支える考えでいます。
【細田氏の選挙対策本部長 高橋直揮 県議】
「自民党の看板背負ってたのが外れて、無所属で戦うのは未知の世界なので、戦略に関してはこれから組まなきゃいけない」

続いて細田さんは、自民党県連の岩村良一幹事長や2区の県議らと面会。

【無所属(自民党非公認) 細田健一氏】
「新潟県連の推薦をいただくお願いをしにお邪魔しました」

「『党本部の決定がどのようなものであっても、県連としては細田さんを応援するんだ』という話をいただいたので、これは本当に私にとってありがたい話でした」

自民党新潟県連は地域支部の支部長や事務局長らを集めた会議を10日午後に開催。
県連として細田さんを推薦する方針を報告し、夕方に正式決定しました。

【自民党新潟県連 佐藤信秋 会長】
「我々としてはとにかく県内5つの区で全勝を目指す。2区も当然勝ってもらうということで、支援態勢はしっかり組んでいく」

【自民党新潟県連 岩村良一 幹事長】
「選挙間近にして突然、非公認。公認を決める基準がそれでいいのかということについても、党本部に申し入れをさせていただきたいと思います」

“超短期決戦”に向けて…

細田健一さんと同じ新潟2区から出馬する予定の、立憲民主党の前職・菊田真紀子さんも選挙モード。イメージカラーの黄色に身を包み、朝から街頭に立ちました。

【立憲民主党 前職 菊田真紀子氏】
「ようやく来たなということで、気合、緊張感も高まってきています」

自民党の公認を得られなかった細田さんが、“無所属”で出馬する意向を固めたことについては…

「退路を断ってということですので、今まで以上に必死に戦ってくるんだろうと思いますので、私の方もより一層緊張感と緩み、油断がないようにしっかり戦っていかないといけないと思います」

区割りが変わったうえに“超短期決戦”で臨まなければならない今回の選挙は、議員歴・7期21年と経験豊富な菊田さんにとっても『未知の戦い』となりそうです。

「経験したことのない超短期決戦で、いろいろなものが間に合っていない状況なのですが…。とはいえ、条件はみな同じなので、これからさらにスピードアップしてやるべきことをしっかりやっていく」

新潟2区では、日本維新の会の新人・井上基之さんも立候補を表明しています。

【日本維新の会 井上基之氏】
「自民党支持していた保守層の方々が、いわゆる非公認であるとか比例名簿にのっていないという状況でなかなか支援することが難しいという事情もあると思う」
「第3極として受け皿になれば…というふうに考えています」

早期の衆議院解散で慌ただしく始まった超短期決戦。
投開票は10月27日です。

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