“ショッカー”のような衣装で強盗未遂事件 20歳の男に執行猶予付き有罪判決「動機や経緯に酌むべき点は乏しいが社会内で更生する機会を」新潟地裁

BSN

新潟市中央区の貴金属買い取り店に押し入ったとして、強盗未遂などの罪に問われている名古屋市の男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

判決を受けたのは、名古屋市瑞穂区の設備工・長友龍斗被告(20歳)です。

長友被告は2024年6月に、闇バイトへの応募をきっかけに、特撮ドラマの敵役である“ショッカー”のような衣装を着て新潟市中央区の貴金属買取店に押し入り、店長に包丁を突きつけて脅し、現金を奪おうとした罪などに問われています。

28日の判決で新潟地裁は、動機や経緯について酌むべき点は乏しいとして「強い非難に値する」と指摘。
一方で、長友被告が二度と罪を犯さないと約束していることや、年齢が若く前科もないことなどを考慮し「社会内で更生する機会を与えるのが相当」と判断。

懲役3年・保護観察付きの執行猶予5年の判決を言い渡しました。

被告側は控訴しない方針です。