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国立で魅せた”不屈の魂” アルビレックス新潟 ルヴァン杯決勝で名古屋グランパスと激闘 最後はPK戦で敗れるも“次につながる戦い”

BSN新潟放送 / 2024年11月4日 18時19分

BSN

何度叫んだでしょうか…
Jリーグ・YBCルヴァンカップ決勝で名古屋グランパスと対戦し、脅威の粘りを見せたアルビレックス新潟。雨の激闘は“感動の一戦”となりました。

聖地・国立競技場には、カップ戦最多となる6万2000人を超えるサポーターが詰めかけました。

サポーター
「きょう逃すと、もうこの機会があるかないか、わからないので、ぜひとも勝ってほしい」
「優勝するぞ!」
「絶対優勝!アイシテル新潟」

降りしきる雨の中、国立がオレンジ色に染まりました。

アルビは前半31分、42分と得点を許し、2点を追いかける苦しい展開に。
迎えた後半26分、途中出場のダニーロ ゴメスが2人をかわしてクロスを上げると、頭で合わせたのは谷口海斗!

1点を返すと、その谷口に代わって小見がピッチへ。
すると、その小見がチームを救いました。2対1で迎えた後半アディショナルタイム。小見が相手選手に倒されたプレーがVARの対象に…

祈るサポーター。

そして…福島孝一郎主審はPKと判定します。

土壇場で得た同点のチャンス。

小見洋太選手
「正直、長倉くんが今大会の得点王というところもあったので、少し譲ろうかなという気持ちも頭をよぎりましたけど、『これを蹴らなかったら、後で後悔する』と思ったので…」

冷静に決め、勝負の行方は延長戦に…
延長前半に失点し、再びリードを許しますが、延長後半6分、磨いてきた『つなぐサッカー』が国立を沸かせました。

長倉のスルーパスから、最後は再び小見!
延長後半6分、またも試合を振り出しに戻します。

小見洋太選手
「最高のパスがきたので、後は流し込むだけでした」

3対3の同点で、運命のPK戦へ。
しかし、あと一歩届きませんでした…

長倉幹樹選手
「今後の目標は、勝たせられる選手になりたいと思います」

松橋力蔵監督
「選手は最後までやってくれたと思っていますし、非常に誇らしいという気持ち」

悔し涙が止まらなかった選手たち。この経験を力に、アルビの今シーズンの戦いは続きます。

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