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30平方メートルで住民の“再起”を支えた3460戸の仮設住宅では19年ぶりの大雪も【中越地震・20の記憶】

BSN新潟放送 / 2024年11月5日 8時6分

BSN

3460戸作られた仮設住宅

2004年10月23日午後5時56分に発生した『中越地震』からひと月半たったころ、山古志村(当時)の住民たちは、避難所から長岡市内に設けられた300戸仮設住宅へ移っていました。

【山古志村民】
「仮設住宅での生活を落ち着かせて、それから…」

中越地震では、3460戸の仮設住宅でおよそ1万人が避難生活を送っています。

入居して3か月たった2005年1月、中越地方は19年ぶりの大雪に見舞われ、被災者は仮設住宅でも“雪かき(除雪)”に追われました。

「ちょっと片さないと、仮設住宅がつぶれちゃうでしょう」
「やだよね。地震は来るわ、雪はいっぱい降るわ…」

仮設住宅でふた冬を過ごし最後に引越しをしたのは、山古志村住民の『全村避難』を決断した長島忠美村長でした。

「私の責任の果たし方として、最後の一人が仮設を出るまではここにとどまって」

長い人では3年以上の避難生活を余儀なくされた30平方メートルほどの仮の住まいでの不自由さに耐えながら被災者は「ふるさとに戻ること」を諦めませんでした。

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