女川原発の“再稼働”を節目に『感謝割引』で電気代を2か月間割引 東北電力

BSN

本格的な冬を迎えるなかで気になる暖房などにかかる電気代について「東北電力」は、期間限定で“電気料金の割引”をすることなどを決めました。
その名も『感謝割引』です。

東北電力が割引を行うのは、2025年2月と3月の2か月分の電気料金で、一般家庭のモデル料金では、8727円のところが8207円と、520円安くなります。

また規制料金の場合でも、「よりそうeねっと会員」であれば同等のポイントを受け取ることができるとしています。

今回の割引の一つの要因が、宮城県にある東北電力女川原子力発電所です。
東北電力では、東日本大震災の発生以来およそ13年半ぶりに、2号機の原子炉を起動させ、15日に発電を再開しました。
これを節目として、利用者にメリットを感じてもらうためだとしています。

【東北電力新潟支店　柴山利也副支店長】
「原子力発電所に変わることによって、燃料費の削減効果も出てきます。そういったこともあってやっぱり女川原発2号機の再稼働は意義が大きいんだろうなと」

東北電力は、暖房需要が増える時季に割引やポイント進呈で利用者の負担を少しでも軽減できればとしています。

なお、東北電力ネットワークが本土とは別の系統で発電している佐渡市と粟島浦村の契約については、今回の『感謝割引』の対象にならないということです。