北陸では22日にかけて雷伴い強い雨が降る所も 週末にかけても寒気が入り断続的に雨で“警報級大雨”の恐れも【今後の雨風シミュレーション・21日午後5時更新】

BSN

北陸地方は大気の状態が非常に不安定となる見込みで、新潟地方気象台は、北陸地方では22日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼び掛けています。特に、新潟県の上越と中越では23日夜遅くにかけて、土砂災害に注意・警戒してください。

新潟地方気象台によりますと、北陸地方は気圧の谷や上空の寒気の影響を受ける見込みで、22日にかけて大気の状態が非常に不安定となるということです。
22日夜遅くにかけて雷を伴って強い雨が降る所がある見込みで、新潟県では雨雲が予想より発達したり停滞したりした場合、“警報級の大雨”となる恐れがあるとしています。
また23日は西高東低の“冬型の気圧配置”となり、寒気の影響を受けて断続的に雨となる見込みだということです。山沿いでは雪が降る所もある見込みです。

雨の予想

▼22日に予想される1時間降水量（多い所）
　新潟県　20ミリ

▼22日午後6時までの予想24時間降水量（多い所）
　新潟県 中越・下越　60ミリ
　新潟県 上越　　　　50ミリ
　新潟県 佐渡　　　　40ミリ

▼23日午後6時までの予想24時間降水量（多い所）
　新潟県 上越　　　　80ミリ
　新潟県 中越・下越　60ミリ

防災事項

北陸地方では、22日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。