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勝利で「感謝を伝えたい」GK小島亨介&FW小見洋太の胸の内 降格ガケっぷち J1・アルビレックス新潟

BSN新潟放送 / 2024年11月25日 20時36分

BSN

11月30日の土曜日にホームでの“最終戦”に臨む、明治安田J1・サッカーの『アルビレックス新潟』。

引き分け以上でJ1残留が決まるこの「対 ガンバ大阪戦」での“勝利”に欠かせない2人のキーマン、フォワードの小見洋太選手とゴールキーパーの小島亨介選手に意気込みを伺いました。

FWの小見洋太選手は、2得点をあげて感動の激闘の立役者となった『ルヴァンカップ』での“悔しさ”を口にしつつ、
「惜しいところまでいけたからこそ、悔しい気持ちは全員が強く持っている」
「そこで感じた悔しさをエネルギーにして、リーグ戦へ取り組んでました」
と話しています。

そして、リーグ戦とカップ戦で合わせて6ゴールをあげている小見選手は、得点のチャンスだと判断した時は、自分で一気にボールを運んでゴールに迫りたいと意気込んでいます。

「仕掛けるところは自分の良さなので、仕掛けられそうなところは全部仕掛けていくつもりでプレーしてます」

ミスを恐れずに攻め上がった先に目指すのは『10ゴール』。

「今季の残り2試合、僕の目標である“10ゴール”というところまで、可能性がないわけではない」
「一つでも近づけるように必死に頑張りたいので、応援よろしくお願いします」

明治安田J1・サッカー『アルビレックス新潟』の“守護神”、GK小島亨介選手は、リーグ戦でのスタメン起用が続く一方で、ルヴァンカップ決勝のピッチに立つことはありませんでした。

「メンバーを外れたからには『全力でサポートする』というのはみんな同じ」
「最後、PKになる前には阿部にも一言声をかけましたし、お前ならできるというのは伝えました」

あの激闘を通じて小島選手は、これまでアルビが積み重ね磨いてきた『つなぐサッカー』が、大舞台でも通用することを実感できたそうです。

「全員がつながって前進する、チャンスメイクするところが強み」
「そこをより磨いていけば日本一を取るチャンスがある、ということも再確認できたので、そこのクオリティを日頃から高めていくことが大事だと思う」

パスを細かくつなぎながらゴールに近づいて得点を狙うというアルビレックス新潟のスタイルは、『ポゼッションサッカー』とも呼ばれています。

そのスタイルが如実に表れたのは、ルヴァンカップ決勝での3点目。

正確なパスワークでゴールに向かって着実にボールを運び、国立競技場を沸かせたのです。

この『ポゼッションサッカー』には、正確なパスを出す足元の技術や位置取りなどの“個々のスキル”に加え、ボールを相手に取られないように声を掛け合って次の動きを確認する“コミュニケーション力”が求められます。

【アルビレックス新潟 GK 小島亨介選手】
「ピッチの中でお互い思ったことをコミュニケーション取ってすり合わせていくというところで、その作業を積み上げていくところでしかないと思う」

今季の明治安田J1リーグ戦は、残り2試合となりました。

【GK 小島亨介選手】
「ホーム最終戦という考え方より、毎日、自分のできることをして…という感じ」

30日土曜日の「対 ガンバ大阪戦」で“引き分け以上”であれば、リーグ最終戦の浦和レッズ戦を待たずにアルビレックス新潟のJ1残留が決まります。

しかし『ホーム最終戦』となるデンカビッグスワンのサポーターに見せたいのは、勝利でのJ1残留です。

【FW 小見洋太選手】
「感謝を伝える場として、勝ち点3をプレゼントしたいです」
【GK 小島亨介選手】
「感謝をプレイで表現する場だと思っているので、試合にしっかり勝って、感謝の気持ちを表現したい」

これまでに36節を終えた明治安田J1リーグで、現在16位のアルビレックス新潟。
降格圏となる18位にいる、ジュビロ磐田との勝ち点差は6です。

仮にジュビロ磐田が“2連勝”してアルビレックス新潟が“2連敗”した場合には、両チームの勝ち点が41で並ぶため、最後は得失点差での争いになります。
得失点は現時点でアルビが“5つ”上回っていますが、どうなるかわかりません。

今シーズン最後のビッグスワンで勝ち点を積み上げてすっきり残留を決め、サポーターと思いっきり盛り上がれることを期待しましょう!

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