『宝珠山トンネル』貫通！県境をまたぐ磐越道の「優先整備区間」4車線化へはずみ 新潟県阿賀野市

BSN

「3・2・1どうぞ！」

4車線化を目指す磐越自動車道で工事が行われていた、新潟県阿賀野市の『宝珠山トンネル』が、28日に貫通しました。

磐越自動車道で県境をまたぐ、安田インターチェンジ(新潟県)～会津若松インターチェンジ(福島県)間は、国が定める「優先整備区間」となっていて、事故の防止や災害時のルートの確保などを目的に4車線化が進められています。
ＮＥＸＣＯ東日本新潟支社の磐越道の工事では、初めてのトンネル貫通です。

午前には、工事関係者や地元の小学生らおよそ100人が参加して“貫通式”が行なわれました。

【小学生】
「移動が便利になってみんな喜ぶんじゃないかなと思います」
「式に来たので、ちゃんと見ながら来たいです」

【ＮＥＸＣＯ東日本新潟支社 新潟工事事務所　齋藤克己所長】
「上り線と下り線の中央分離帯が完全に分離した構造になりますので、安全性の向上にもつながる。貫通できたということで大変喜ばしく思っておりますし、今後の事業の進捗のはずみにしていきたい」

一方でまだ、対象区間の4車線化が終わるめどは立っていないということです。