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『K-walk』が自己破産へ 自社開発の生成AIや商業施設内のフリースペース運営などで地元密着 新潟・加茂市

BSN新潟放送 / 2024年12月2日 15時53分

BSN

新潟県加茂市の土産物店や、商業施設・加茂ショッピングパークメリア内でのフリースペースの運営のほか、WEBサイトやアプリなどのデジタル事業も手掛けていた『K-walk』が、11月25日までに事業を停止、今後自己破産を申請する見通しです。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチなどによりますと、販売不振が原因とみられ、負債総額は約3000万円と見込まれています。

2021年に設立された『K-walk』は、加茂市で毎年開催される「雪椿まつり」と連動したスタンプラリーのアプリや、各種WEBサイトの制作のほか、2023年にはオフラインで利用可能な生成AI「chimaki」を開発。加茂市役所などでDXの推進を試験的に開始するなど、各方面からの引き合いがあった模様です。

そのほかにも加茂市内の土産物店「koite」や、加茂ショッピングパークメリア3階で加茂市が所有するフロア―の指定管理者としてフリースペース「KAMO MACHINAKA BASE」の運営も手掛けるなど、地域に密着したコミュニティの一助を担っていました。

しかし設立から日も浅いなかで、土産物店の運営事業を中心に採算は取れず、2023年12月期の売上高は約3400万円にとどまり約1400万円の赤字を計上。約1300万円の債務超過から経営が圧迫されて資金繰りの悪化が続き、自力再建を断念したとみられています。

なお、帝国データバンクによりますと、2023年12月決算期末の時点で、約50名の債権者に対して約3000万円の負債が確認されています。

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