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感動と喜びと… 新潟県を沸かせたスポーツシーン

BSN新潟放送 / 2024年12月28日 4時56分

BSN

パリオリンピック™、オイシックス、高校野球…。
新潟県内を“沸かせた”2024年のスポーツシーン総まとめです。

アルビレックスBC

今シーズンからNPB(日本野球機構)のプロ野球イースタンリーグに参加した『オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ』。
記念すべき開幕戦は3月16日。ヤクルトとの対戦でした。
参加1年目の今シーズンは、41勝79敗6分け。
勝率は目標としていた4割に届かず、最下位に終わりましたが、プロ野球の新たな歴史を作った特別な一年となりました。

高校球児

『新潟産業大学附属高校』が躍動しました。
どちらが勝っても初の甲子園出場となる新潟県大会の決勝戦では、ノーシードで勝ち上がった新潟産大附属が、2回表に第一シードの帝京長岡から先制。


そのままリードを許さず、4対2で柏崎から甲子園出場を決めました。

【新潟産業大学附属高校 野球部 吉野公浩監督】
「ドラマティックな試合をして勝って『柏崎から甲子園』で帰ろうと、有言実行してくれて…。選手たちは素晴らしいです」

そんな産大附属。
甲子園での1回戦の相手は、優勝経験もある埼玉の花咲徳栄でした。
完全に相手が有利とされた下馬評のなか、甲子園でも産大旋風が吹き荒れます。
2回裏に先制されましたが、6回表に追いつき、7回表には4番多田のタイムリーヒットで2ー1と逆転に成功!
新潟県勢としては、2017年の日本文理高校以来となる、7年ぶりの初戦突破を果たしました。

続く2回戦は京都国際と激突。
手に汗握る投手戦が続きましたが、7回に先制点を許し、その後にも追加点を挙げられ勝負あり。
新潟県勢10年ぶりの3回戦進出とはなりませんでしたが、新たな歴史を作った新潟産大附属ナインの戦いは今後も受け継がれていくことでしょう。

ドラフト会議

10月に行われたドラフト会議では、帝京長岡の茨木佑太投手(ロッテ育成2位)と、オイシックスの下川隼佑投手が(ヤクルト育成3位)それぞれ指名され、NPBでの今後の活躍が期待されます。

パリオリンピック™

2024年は『パリオリンピック™』の年。

バスケットボールの富樫勇樹選手(新発田市出身)、さらには水球ブルボンウォーターポロクラブ柏崎、セーリングの富澤慎選手(柏崎市出身)、女子7人制ラグビー日本代表には原わか花選手(秋葉区出身)、陸上女子1万mには小海遥選手(妙高市出身)も出場するなど、新潟県関係から10人の選手が日の丸を背負いました。

競泳・100mバタフライでは、2大会連続出場した新潟医療福祉大学職員の水沼直輝選手がバタフライで決勝に初進出。自身の持つ日本記録50秒81には届きませんでしたが、51秒11のタイムで8位入賞を果たしました。

そして、最も輝いたのは、フェンシング男子エペ団体でリザーブとして代表入りした古俣聖選手(新潟市西区出身)です。

開催国フランスを破って駒を進めたハンガリーと対戦した決勝戦で日本は、古俣選手のほか、エペ個人で日本人初の金メダリストに輝いた加納虹輝選手と、東京大会で団体金メダルを獲得した山田優選手の3人で挑みました。

3点ビハインドで迎えた第3試合で登場した古俣聖選手は、スピードとテクニックで流れを引き寄せて点差を1に縮めた後、再び3点のビハインドで迎えた第7試合でも活躍。延長戦までもつれ込んだものの、惜しくも日本は金メダルには手が届きませんでしたが、古俣聖選手は今大会で県勢初のメダリストとなりました。

「銀メダル獲ることができてとってもうれしいんですけど、最後が本当にギリギリのところの勝負だったので、金メダル獲れなかった悔しさもあります」

子どもの頃からオリンピックでのメダルを目指してフェンシングに打ち込んできた古俣選手。パリでその1つの夢を叶えました。

大相撲夏場所

2024年に角界で頭角を表したのが、大相撲夏場所で初優勝を果たした大の里です。

「こんなに早く優勝できてうれしい」

新潟県立海洋高校(糸魚川市)出身の大の里。
初土俵から7場所目での優勝は最速です。

「最終目標はここではない。上へ上へと駆け上がりたい」
「次は全勝優勝できるように頑張りたい」

YBCルヴァンカップ

最後は、何度でも見たいサッカーアルビレックス新潟のYBCルヴァンカップ決勝。

聖地・国立競技場には、カップ戦最多の6万2000人を超えるサポーターが詰めかけました。

名古屋グランパスの2点を追いかける後半26分。
アルビはFW谷口海斗選手のヘッドで1点を返すと、後半アディショナルタイムにはFW小見洋太のPKで土壇場で追いつき延長戦に…。

延長戦でも先に1点を奪われますが、小見選手のゴールで再び同点!

決着はPK戦にまでもつれ込み、クラブ史上初のタイトルにはあと一歩届きませんでしたが、最後の最後までサポーターをドキドキさせてくれました。

今年も多くの喜びと感動を与えてくれたスポーツ選手たち。
来年は私たちにどんな興奮を届けてくれるのでしょうか。

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