大学入学共通テストを控え 集中的な『計画除雪』で受験生を応援 JR上越線

BSN

17・18日に予定される『大学入学共通テスト』を控えJR東日本では14日に、雪による影響のない安全な列車の運行の確保に向けた集中的な除雪を行いました。

【記者リポート】
「駅のホームには、これまでに降った雪が積もっていて、今も1mを越す高さとなっています…」

この除雪は、上越線の一部区間の運転を見合わせて行われたもので、新潟県南魚沼市にあるJR石打駅では、雪の壁めがけて『除雪モーターカー』が進んでいました。
作業員がホームの雪を線路上に落とすと、その雪をかき集めるようにして除雪していきます。

JR東日本新潟支社によりますと、ホームに雪が積もっていくと、せり出して列車と衝突したり、線路をふさいで運行を妨げたりする恐れもあるそうです。

今シーズン初めてとなる、集中的な『計画除雪』。
大学入学共通テストを控え、今後の雪に備えて実施したということです。

【JR東日本新潟支社 長岡保線技術センター　上石佳広所長】
「最近の雪の降り方は変わってきていて、局所的に大量の雪が継続して降るといったところもあります。お客さまの安全を最優先に、安定的な輸送を確保していく」

共通テスト当日の天気が気になるところですが、週間天気予報では『くもり一時雨か雪』となっています。
気象台によりますと、前日の金曜日は冬型の気圧配置となりますが、18日には高気圧が本州近くに移動し、冬型は次第に解消される見込みだということです。