クレーン伸ばしたまま走行しJR磐越西線の“高さ制限バー”に衝突 トラックの運転手(67歳)は死亡 新潟県五泉市

BSN

15日午後、新潟県五泉市の市道でトラックがクレーンを伸ばしたまま走行して、JR磐越西線の線路下の高さ制限バーに衝突する事故があり、運転手が心肺停止の状態で搬送されましたが、午後6時過ぎに死亡が確認されました。

事故があったのは五泉市赤羽の市道で、警察によりますと、15日午後2時45分ごろにトラックがクレーンを伸ばした状態で走行していたところ、JR磐越西線の陸橋の下でクレーンが、3.6メートルと書かれた「高さ制限」のバーに衝突。
そのはずみで高さ制限バーが運転席の上部に落下し、運転手が車内に取り残されました。
運転手は午後4時半すぎに車内から救出されましたが、心肺停止の状態で五泉市内の病院に搬送された後、午後6時過ぎに死亡が確認されました。
死因は外傷性脳破裂だということです。

警察では、この作業用トラックがクレーンをたたむのを忘れたまま走行したとみて、事故の原因を調べています。