SNS型投資詐欺で約3000万円の被害 新潟・糸魚川市の60代男性

BSN

新潟県糸魚川市の男性が株式投資で現金3057万円をだまし取られたとして、16日、警察に被害を届け出ました。警察は、SNS型投資詐欺として詳しく調べています。

被害に遭ったのは、糸魚川市に住む60代の男性です。
警察によりますと、男性は2024年8月中旬にインターネットで「株式投資の勉強のため」と検索し、表示されたサイトに入ったところ、SNSに誘導され、相手とやりとりを始めました。
男性は相手から「優良株式情報がある」「先生を紹介する」などと投資に誘われ、指示されるままに株式投資のアプリをスマートフォンにダウンロード。2024年10月から12月初旬までに複数回に分けて指定された口座に計1700万円の現金を送金したということです。

アプリ上では利益が出ていましたが、12月中旬ごろに解約して出金しようと連絡したところ「出金手数料が必要だ」「税金が必要だ」などと言われ、12月下旬にかけて、さらに複数回に分けて計1357万円を送金し、だまし取られたということです。
その後、相手と連絡も取れなくなったことから金融機関に相談したところ、詐欺被害に気づき、警察に届け出ました。
警察は、SNS型投資詐欺被害として捜査しています。