「身体を触りたいという気持ちが先行した」不同意わいせつの罪に問われる新潟県警の元巡査部長 検察側は懲役2年を求刑

BSN

新潟県警の元巡査部長の男が、女性に無理やりわいせつ行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われている裁判で17日、検察側は懲役2年を求刑しました。

起訴状などによりますと、上越警察署の巡査部長だった高橋範夫被告（61）は去年10月、上越市内の自宅で成人女性に対し押さえつけるなどの暴力を加え、無理やりわいせつな行為をした不同意わいせつの罪に問われています。

新潟地裁で行われた初公判で高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、被害者が身体を押し返し、拒否したにもかかわらず、高橋被告はわいせつな行為を続けたと主張。

被告人質問で、高橋被告は「身体を触りたいという気持ちが先行し、被害者の気持ちを考える余裕がなかった」と述べました。

裁判は即日結審し、検察側は懲役2年を求刑しました。
判決は24日に言い渡されます。