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「新潟にタイトルを」アルビレックス新潟レディース 頂点まで、あとひとつ! 皇后杯準決勝を突破【橋川和晃監督・平尾知佳選手・富岡千宙選手の声も掲載】

BSN新潟放送 / 2025年1月18日 21時10分

BSN

女子サッカーの日本一をかけた戦い『皇后杯  JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会』の準決勝が18日に京都府亀岡市のサンガスタジアム by KYOCERAで行われました。
アルビレックス新潟レディースは、今季のリーグ戦で首位を走る日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦。PK戦の末に勝利し、8大会ぶりの決勝進出を決めました。

試合は立ち上がりからベレーザのペース。すると前半6分、スルーパスに抜け出したベレーザFW松永未夢に決められて、先制を許します。
新潟はFW山本結菜がミドルシュートを放つなど、ベレーザゴールに迫るものの得点を挙げることができません。

その後は互いに得点を挙げられず、新潟1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム。“ラストプレー”のフリーキックでした。MF下吉優衣が相手ぺナルティーエリア内にボールを送ると、攻撃参加していたGK平尾知佳と相手選手が競り、こぼれた所をMF富岡千宙がダイレクトシュート。これが決まって、土壇場で同点に追いつき延長戦に突入します。

そして、延長でも決着がつかず、勝負はPK戦へ。
そのPK戦も直前で陣地が変更となりましたが、GK平尾は冷静でした。ベレーザのPKを3本ともすべてセーブ!一方の新潟はMF下吉優衣(19)、DF横山笑愛(18)、FW田中聖愛(19)が落ち着いて決めました。

新潟はベレーザを下し、皇后杯では8年ぶりの決勝進出を決めました。
初タイトルをかけた決勝は25日(土)午後1時からエディオンピースウイング広島で行われます。相手は、強豪・三菱重工浦和レッズレディースです。

試合後の声

▼橋川和晃監督
 選手たちは雪の影響がある中で、自分たちがやることをしっかりやって、いい準備をしてくれたと思う。またいろいろな方々に助けてもらって、その思いをピッチまで信念をもって挑んでくれたなと思っている。
 本当に今年は「本気でタイトルに挑む」ということを言っている中で、この3強の壁をひとつ越えて、また決勝で大きな壁が来ると思うので、みんなでしっかり挑んでいきたいなと思っている。

▼GK平尾知佳選手
 監督からは「70分までは絶対失点はするな」と言われていたが、早い時間で失点をしてしまった。ただ90分で同点に行けたのはチームとしてすごく良かった。
 本当は延長で得点を決められれば良かったがPK戦に行ったら自分が止められるという自信はあったので、体を張ってみんなが守ってくれて0に抑えられたのは良かった。PK戦になるまで陣地が変わったりしたが、コースを読めれば止められる自信はあった。
 去年、カップ戦(WEリーグ杯)の決勝で悔しい思いをした。この1年、みんなが悔しい思いをしながらやってきたので、タイトルは違うが、『新潟にタイトルを』というのを掲げているので、決勝でも楽しんで優勝できるように頑張りたい。

▼MF富岡千宙選手
 90分+延長という長い戦いになったが、限られた環境の中で準備してきたことを、スタッフも含めて選手全員で体現できたことがうれしかった。
 (得点のシーンについて)もうワンプレイしかないという中で、知佳さん(GK平尾選手)も上がってきて。知佳さんが思い切って飛び込んで、つぶれてくれたおかげで自分の前にちょっとスペースができて。そこに本当に運良く転がってきたので、シュートをコロコロだったんですけど、アルビでの初ゴールをこういう舞台で決めたというのはすごくうれしかった。けがが多くて、あまりチームに貢献できていなかったと感じていたので、ちょっとですけど貢献できたなというのを感じられてうれしかった。
 サポーターの皆さんもタイトルをすごく望まれていると思うので、その期待に応えるとともに、きょうもずっと応援してくれて、背中を押してくれたので、自分たちも頑張ることができた。また共に戦ってほしい。

(画像提供:アルビレックス新潟レディース)

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