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「金を取るつもりはなかった」上越市の強盗殺害事件の初公判で 被告は起訴内容の一部を否認 新潟県

BSN新潟放送 / 2025年1月20日 19時39分

BSN

2023年に新潟県上越市で男性を殺害し現金を持ち去ったとして、強盗殺人などの罪に問われている男の初公判が20日に新潟地方裁判所で開かれました。

起訴状などによりますと、長野県上田市の無職・小倉一夫被告は、2023年6月に新潟県上越市の中村礼治さんをハンマーで複数回殴って殺害しおよそ120万円が入ったバッグを持ち去った強盗殺人の罪と、殺害の2か月前に中村さんの自宅に侵入して現金およそ26万円を盗んだ住居侵入と窃盗の罪に問われています。

新潟地裁で行われた初公判で小倉被告は「ハンマーで殴ったのは金を取るつもりではありませんでした」と述べ、起訴内容の一部を否認しました。

今回の裁判では、暴行の際に財物を奪う意思があったかどうかという「強盗殺人か殺人か」が争われます。

冒頭陳述で検察側は、小倉被告の経済状況について「家賃の返済や元妻に対する娘の養育費などの支払いを滞納していた」と指摘。
1回目の暴行のおよそ50秒後に車から120万円が入ったバッグを奪った後も暴行を加えていたことや、普段から大金を持ち歩いていると被害者について被告が周囲に言いふらしていたことなどから、小倉被告は財物を奪う意思があったと主張。

一方弁護側は、「将来への不安や中村さんへの不満などからの犯行だった」と主張しました。

21日には被告人質問が行われ、29日に判決が言い渡される予定です。

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