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「次はサッカーに恩返しをします!」FW鈴木孝司選手(アルビレックス新潟)が現役引退 2月から横浜のスクールコーチに

BSN新潟放送 / 2025年1月21日 14時40分

BSN

明治安田J1・アルビレックス新潟は21日、今季契約満了となったFW鈴木孝司選手(35歳)が現役を引退し、2月から横浜F・マリノスのスクールコーチに就任すると発表しました。

身長179cm・体重74kgの鈴木孝司選手(神奈川県出身)は1989年7月25日生まれ。
横浜F・マリノスの下部組織から桐光学園高、法政大と進んだ後、2012年にFC町田ゼルビアからプロキャリアをスタート。
FC琉球やセレッソ大阪を経て、2021年シーズンからアルビレックス新潟に加入し、チームをJ2からJ1に昇格させる原動力のひとりとなっていました。
今季はけがもあったものの、前線で体を張るとともに素晴らしいゴールも決める“新潟らしいサッカー”の体現者でもありました。


カップ戦や天皇杯も含めこれまでに、全349試合に出場し106得点を挙げています。

引退にあたり鈴木選手は、アルビレックス新潟はプロになって良かったと思わせてくれたチームだとするとともに、周囲の家族らへの感謝の言葉や、ピッチを離れて新たな一歩を踏み出す決意を述べたコメントをクラブを通じて発表しています。

【鈴木孝司選手 コメント全文】

2024シーズンをもちまして、現役引退することを決意いたしました。

兄と夢中でボールを追いかけてきた幼少期から、初声ジュニア、横浜F・マリノスジュニアユース、桐光学園、法政大学と、関わってくださったすべての方のおかげで、プロサッカー選手になることができました。

このまま自分は、ずっとこのチームでプレーするんだと思えたFC町田ゼルビアでの7年間。自分にサッカーを楽しむ気持ちと自信を取り戻させてくれたFC琉球。30歳という年齢で、J1でプレーする夢を叶えてくれたセレッソ大阪。プロサッカー選手になってよかったと思わせてくれたアルビレックス新潟。

出会い、指導してくださった監督やスタッフ、仲間たち、そして、支えてくれたサポーターの皆様のおかげで、夢のようなプロ生活を過ごすことができました。

そして、自分の進む道をいつも温かく見守ってくれた両親、サッカーの楽しさを教えてくれた兄、どんな経験も最高の結果につながっていると言い続け、支えてくれた妻。パワーの源のそうちゃん。家族の存在にどれだけ救われたか計り知れません。ありがとう。

新潟との契約が満了となり、自分の今後を見つめ直す期間となりました。指導者のライセンスを取得する中で、自分がやりたいことが明確に見えてきました。それでも、ピッチを離れるという決断は簡単ではありませんでした。自分はまだまだプレーできるという気持ちが残っていたのも事実で、答えを出すまでに長い時間を要しました。自分が進む次の道を気にかけてくださっていた皆様、お待たせして申し訳ございません!!新たな一歩を踏み出そうと思います。

最後に、決して順風満帆で華やかな選手人生ではありませんでした。大怪我もありましたし、トライアウトも経験しました。『這い上がる』、そんな気持ちで毎日必死でした。そんな自分が35歳までJ1という舞台でプレーすることができたのは、関わってくださったすべての方々のお陰だと、心から思っています。この場をお借りして、感謝を申し上げます。

次はサッカーに恩返しをします!また会いましょう。

本当にありがとうございました。

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