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「我々が今まで望んで原子力発電所と共生していこうと決めた」柏崎刈羽原発の再稼働を容認する姿勢を示す柏崎市と刈羽村の首長が東電社長らと面会 【新潟】

BSN新潟放送 / 2025年1月22日 18時50分

BSN

東京電力の経営陣が22日、柏崎刈羽原発の立地地域を訪れ自治体トップと面会しました。再稼働を容認する姿勢を示す2人の首長の言葉に、東電は?

柏崎市役所を訪れた東京電力の小早川智明社長ら経営陣。21日の花角知事に続き、22日は柏崎市の桜井雅浩市長に年始のあいさつしました。

柏崎刈羽原発をめぐっては東電が去年4月、7号機に燃料を装填しさらに6号機にも
6月に燃料を装填する予定で、再稼働に向けた技術的な準備が着々と進んでいます。こうした中、再稼働の焦点となっているのは“地元の同意”です。

【柏崎市・桜井雅浩市長】「皆様から要請があったならば、再稼働に関して、7号機(の再稼働)に関しても意義があるということを明言をさせていただいている」


 

柏崎市・刈羽村のトップがすでに容認の姿勢を示す一方、花角知事は再稼働の是非を判断する時期や方法を明らかにせず、慎重な姿勢を崩さないまま。桜井市長は知事の判断を待つ今の状況をこんな言葉で表現しました。

【柏崎市・桜井雅浩市長】「柏崎のためにそして何よりも日本のエネルギー政策を脱炭素政策を進めるためにもぜひ一緒に『胸突き八丁』乗り越えていければ」

また、東電に対しては「たとえ知事の要望でも合理性に欠くものは毅然とした態度を貫いてほしい」と投げかけました。

【柏崎市・桜井雅浩市長】「この際、こっちもあっちも頼んでおこうというような原子力防災に関係ないような要望に対しては毅然とした態度で臨んでもらいたい」

柏崎市に先立ち、東電経営陣は刈羽村の品田宏夫村長とも面会しました。

【刈羽村・品田宏夫村長】「我々が今まで望んで原子力発電所と共生していこうと決めたわけです。その意志は揺らいでいないので、一日も早く正常な姿に戻ることを期待していますし、できることは一生懸命やろうと思います」

【東京電力小早川智明社長】「安全、それから地域の皆さんのご理解を大前提にしっかりと再稼働に向けて、前に進めてまいりたい」

再稼働を目指す東電にとって、正念場の1年が始まりました。
 

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