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末端価格4億円 溶かした覚せい剤を“缶”に詰め ショベルカーのアームに隠し密輸の疑い ベトナム国籍の女ら2人を逮捕

BSN新潟放送 / 2025年1月23日 19時39分

BSN

末端価格4億円あまりの覚せい剤を密輸した疑いなどで、ベトナム国籍の女らを新潟県警が逮捕しました。

【記者リポート】
「覚せい剤が入った缶は、ショベルカーのアームに入れられていていて、30缶が見つかったということです…」

覚せい剤を溶かして30個の食用品の缶の中に入れ、小型重機を使って密輸したとみられています。

この覚せい剤を密輸した容疑などで23日までに逮捕されたのは、ベトナム国籍のグエン ティ レトゥ容疑者(38歳)と、新潟市南区の会社役員の男(42歳)です。

新潟県警や東京税関によりますと、グエン容疑者らは2024年4月にベトナムから営利目的で覚せい剤を密輸した疑いが持たれています。

これらの覚せい剤は溶かして19.78kgの液体にされた状態で、食用品の缶に詰められ、ショベルカーのアームに隠されて輸入されたということです。

濃度を調べたところ、推定で6.4kgの覚せい剤(末端価格4億円あまり)になるということです。

横浜税関の職員が、横浜港で船に積まれていたコンテナを調べたところ、覚醒剤を発見。その宛先が新潟市南区だったことから、新潟県警に通報しました。

警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
およそ6.4kgの押収量は、新潟県警がこれまでに捜査した覚せい剤の中では、過去4番目の重さだということです。

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