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はるばる広島へ「命ある限り 応援を続けます!」アルビレックス新潟レディースを愛するサポーターたち【皇后杯】

BSN新潟放送 / 2025年1月27日 20時53分

BSN

女子サッカー・皇后杯の決勝が25日に開かれ、アルビレックス新潟レディースが5度目となる決勝進出で初タイトル獲得に挑みました。

【記者リポート】
「熱い応援をするため、サポーターが広島へ向かいます…」

皇后杯決勝前夜に新潟駅の南口を発車するバスには、アルビレックス新潟レディースのサポーターおよそ40人が乗車。
片道900km、12時間かけて応援に向かいます。

「上尾野辺選手が優勝したことないみたいなので、頑張ってほしいです」
「サポーター歴はもう20年近い。やっぱり上尾野辺選手にカップを取ってもらいたい。それだけですよね」
「広島は初めてです。過去の皇后杯はPK戦で負けた時があったんですよ。その時も見に行った覚えがあります」

決戦の会場となるエディオンピースウイング広島で、入場待ちをする人の姿も…。横断幕も準備万端です。

「意外になんか全然元気で、応援に集中できそうです」
「絶対勝つって感じです」

「頑張れアルビ!」
「頑張れアルビ!!」

アルビレックス新潟レディースは、過去4回皇后杯決勝の舞台に立ってきましたが、いずれも準優勝。選手のみならずサポーターもタイトル獲得への思いは格別です。

アルビレックス新潟レディースの5度目となる皇后杯決勝の対戦相手は、強敵・三菱重工浦和レッズレディース。

早くも先制点を許してしまう苦しい展開の後の前半28分、ペナルティーエリア内でパスを受けたMF滝川結女がすぐさま、同点に追いつきます。

いい流れは後半も続き、8分にはFW山本結菜のクロスボールにMF石田千尋が足で合わせてシュート!ただこれは惜しくもゴールポストに当たり、得点には至りませんでした。

そして後半31分、アルビ一筋19年間のMF上尾野辺めぐみの出場です。

22日の公開練習では、「年齢を踏まえてラストチャンスというくらいのつもりで挑む」と話していた上尾野辺選手は、優勝への思いはひと際強く、チームも「めぐさんにタイトルを」を合言葉に臨みました。

後半52分、絶好の位置で得たフリーキックのチャンス。
ボールの前には上尾野辺選手と、幼馴染のMF川澄奈穂美!

しかしシュートは、惜しくも外れてしまいました。

両者一歩も譲らない皇后杯決勝の激戦は、延長戦でも決まらずPK戦に…。

アルビレックス新潟レディース、浦和レッズレディース、ともに2人ずつが決め、迎えたアルビ3人目はDF横山笑愛。
しかしそのシュートは、惜しくもキーパーに止められてしまいました。

その後アルビレックス新潟レディースは、5人目の上尾野辺選手がシュートを決め、あとはキーパーにたくします。

しかし… 死闘を繰り広げた選手たちの願いもむなしく、準優勝となりました。

しかし、上尾野辺選手は、
「やっぱり今日こうやって負けてしまって、本当にタイトルって難しいものだなっていうの改めて感じましたし…。だからこそやっぱり『タイトルを取りたいな』っていう気持ちが、さらに高まりました」と、前を向いて次のシーズンに備えます。

【アルビレックス新潟レディース MF上尾野辺選手】
「レベルの高いサッカーっていうのを、常に出せるようにしていきたい」

【アルビレックス新潟レディース MF川澄奈穂美選手】
「彼女も言っていたように、年齢的にも、あとどれだけこういったチャンスがあるのかっていうのは分からないですけど、ポジティブにとらえて、引退が伸びたなと思って…」
「タイトル取るまではね、本当になんとかしぶとくやっていきたいなと思います」

「新潟からはるばる広島まで応援に来てくださったサポーターの皆さんには本当にとても感謝しています。みなさんと一緒に戦ってここまで来れたっていうのは、次の糧にしていきたい」

サポーターたちも選手たちにエールを送ります。

「あきらめない精神が素晴らしくて、『感動をありがとう』としかいえないです」
「悔しかったけど、でも楽しい方が多いです」
「命ある限り、応援を続けます!」

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