雪はいつ、どこで？ “今季一番”の寒波が4日頃～7日頃に襲来へ 北海道～九州で大荒れ・警報級大雪か 平地でも大雪の恐れ【3時間ごとの雪と雨のシミュレーション・1日午後8時更新】

BSN

週明け4日頃から7日頃にかけて、今シーズン一番の寒気が流れ込み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。気象庁は大荒れや警報級の大雪となる所があるとして、大雪による交通障害などに注意・警戒するよう呼び掛けています。

気象庁によりますと、4日頃から北日本から東日本の日本海側や西日本を中心に荒れた天気となり、大荒れや警報級の大雪となる所があるとしています。
平地でも大雪となる恐れがあることから、気象庁は大雪による交通障害や農業施設への被害、高波に注意・警戒し、なだれにも注意するよう呼び掛けています。

一方、南岸低気圧などの影響で関東甲信地方には寒気が流れ込み、2日午前中を中心に断続的に雪が降って、山沿いや山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるということです。2日未明から3日にかけて、積雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒が必要です。

なお、予想より地上の気温が低くなったり降水量が多くなったりした場合には、警報級の大雪となる可能性があるということです。

雪の予想

▼1日午後6時～2日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
　関東地方北部の山地　　　　　　　　　3センチ
　関東地方北部の平地　　　　　　　　　2センチ
　箱根から多摩地方や秩父地方にかけて　10センチ
　関東地方南部の平地　　　　　　　　　3センチ
　甲信地方　　　　　　　　　　　　　　10センチ

▼2日午後6時から3日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
　関東地方北部の山地　　　　　　　　　3センチ
　箱根から多摩地方や秩父地方にかけて　3センチ
　甲信地方　　　　　　　　　　　　　　3センチ

今後の雪と雨のシミュレーションを見ると、2日は午前中にかけて、関東など広い範囲で雪となる見込みです。平地でも雪の所がありそうですので、お出かけの際は時間に余裕をもって、暖かい服装がよさそうです。

その後、3日日中にかけて次第に雪や雨はおさまる見込みですが、夕方から北陸や東北の日本海側、北海道などで次第に雪となる見込みです。

そして、4日になると、さらに雪の範囲が中国、四国、九州などにも広がりそうです。日本海側を中心に降り方の強まる所がありそうです。

5日から6日にかけては、北陸などで雪が強まりそうで、特に新潟県では同じような場所で強い雪が続く時間帯もある見込みです。積雪が急激に増える恐れもありそうです。

今後の気象情報に注意して、早めの備えをお願いします。