大雪はいつまで？ 7日未明～8日は北日本～西日本で大雪に “警報級大雪”の恐れも 9日頃にかけて大雪警戒【雪はいつ、どこで？ 3時間ごとの雪のシミュレーション・6日午後9時更新】

BSN

日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、“今季最強”の寒気が流れ込んでいます。7日未明からは西日本でも再び雪が強まる見込みで、気象庁は9日ごろにかけて、北日本から西日本にかけて大雪や暴風雪、高波に警戒を呼びかけています。

気象庁によると、北日本と東日本の上空約5000メートルには、この冬一番の－42℃以下の強い寒気が流れ込んでいます。日本付近は強い冬型の気圧配置が続くため、広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する見込みです。

今後も強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となるでしょう。普段雪の少ない北日本や西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるとしています。

雪の予想

▼6日午後6時～7日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
　東北・北陸　　　80センチ
　北海道・中国　　60センチ
　東海　　　　　　50センチ
　近畿・九州北部　40センチ
　四国　　　　　　25センチ
　関東甲信　　　　20センチ

▼7日午後6時～8日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
　東北・北陸・東海・近畿・中国　70センチ
　関東甲信　　　　50センチ
　四国・九州北部　30センチ

▼8日午後6時～9日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
　東北・東海・中国　50センチ
　関東甲信・近畿　　40センチ
　四国　　10センチ

全国的に雪を伴った非常に強い風が吹き、北日本を中心に暴風雪となる所があるほか、波も高くなり大しけとなる所がある見込みです。

気象庁は9日ごろにかけて大雪や暴風雪、高波に警戒を呼びかけています。着雪やなだれにも注意が必要です。

今後の雪のシミュレーションでは、7日は新潟県など北陸を中心に雪が強まる時間帯があります。日本海にはJPCZ（日本海寒帯気団収束帯）が発生し、発達した雪雲が同じような地域に次々と流れ込み、積雪量が急増する恐れもあります。

その後も日本海側を中心に雪となり、東海や近畿、九州の平地でも雪の時間帯があるでしょう。9日になると雪のエリアは少なくなりますが、北陸や東北、北海道の日本海側では10日にかけて雪が続く見込みです。

引き続き、今後の気象情報に注意してお過ごしください。