実証実験では売上げが2倍に!デジタル技術で“新潟の食”を分析『おいしさDX産学官共創プロジェクト』始動 新潟市
BSN新潟放送 / 2025年2月6日 18時55分
デジタル技術を使ってデータ解析などを行い、“新潟の食”の付加価値を高めようと産学官が連携する『おいしさDX産学官共創プロジェクト』について、新潟市・新潟大学・地元IT企業の代表らが新潟市で6日に会見を行いました。
【新潟市 中原八一市長】
「食を切り口に、国内外から注目される『おいしさDX最先端都市』を目指して参りたいと考えています」
このプロジェクトでは、新潟市の飲食店や生産者らが食に関するデータを提供。
集まった栄養素や味、売り上げなどのデータを元に、新潟大学が中心となって分析や実証実験を行います。
そしてその分析データをIT企業がデータベース化し、飲食店や生産者に還元するという取り組みです。
会見のなかで一例として示された“枝豆の味”を分析したデータでは、オーブンで焼いた枝豆の方が塩ゆでした枝豆よりも旨味の成分が強いのが分かります。
実証実験として、飲食店で客にこのデータを紹介したところ、売り上げが2倍になったそうです。
ほかにも、蓄積したデータを活用して新商品の開発や販路の拡大に繋げる目的があります。
【メビウス 加藤幸久社長】
「IT企業として培ったAIデータ解析の技術をさらに磨いて研究開発を後押しし、味の解析、さらにはデータを活用した商品開発の効率化、そして飲食を中心とした“食の新潟”のまちづくりと魅力発信にも貢献していきたいと思います」
この事業を推し進めることで、食とデジタル分野に詳しい人材を育成していくことも狙いの一つです。
【新潟大学 牛木辰男学長】
「食の科学、情報科学、それから新潟大学が持っている日本酒学等を組み合わせて、このプロジェクトに貢献していきたいと思います。それによって地域産業の発展、それから産業の担い手になる人材育成を進めていきたいと思います」
この『おいしさDX産学官共創プロジェクト』は、2025年度から10年計画でスタートするということです。
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