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急な大雪に“灯油高”も重なって「年金1回分が…」これまでと異なる豪雪地の大きな負担 新潟県

BSN新潟放送 / 2025年2月6日 20時14分

BSN

“今季最強寒波”による大雪は、雪に慣れている豪雪地帯でも大きな負荷がかかっています。この冬ならではの出費も重なり、家計への影響も出ています。

新潟県内有数の豪雪地帯・十日町市松之山地域では、6日午前9時の積雪が3m26cm。

地域住民の憩いの場となっている浦田体験交流センターでも、“2階の”窓の外が一面真っ白。雪がこの高さまであるのです。

「雪下ろしをしない自然落下の屋根なので、ゴゴゴっと落ちてきて、どんどんたまる感じです。去年おととしはここまで雪が降らなかったので、外の景色は見えてたと思います。窓が割れそうで心配…」

2階部分は住民の交流スペースになっていますが、降った雪と屋根からの落雪が積み重なって、ここ2日ほどでこの状況になりました。

「こんなに降ったよ、朝から…」

十日町市松代地域では、6日午後も雪は断続的に降り続いていました。

松代地域に住む柳健一さんの自宅では、灯油を使って温めた水で屋根の雪を溶かしていますが、12月から何度も灯油を給油しているため、その影響は家計にも…。

「4日からボイラーたきっぱなし」
「去年の12月に灯油を入れてから今23万円くらいになったかな」
「年金1回分パーになったぞ、って言って…」

今年の雪は、魚沼市守門地域の民宿の経営にも“重く”のしかかっていました。

灯油代はいつもの年だと1カ月当たり5万円~10万円だということですが、

【民宿 小西屋オーナー 小西朝昭さん】
「12月15日くらいから使って、1カ月半ちょっとで、40万か50万くらい…」

この大雪と灯油代の上昇とが重なり、今シーズンは2~3倍近く。
経営を圧迫しています。

「また次の寒波が来るみたいなので、ちょっと心配ですね」

止まらない物価高がこの冬ならではの出費となり、雪国の苦労は続きそうです。

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