あと1年で受験本番! 実録・6年生から中学受験に大逆転した2つのケース

文春オンライン / 2019年4月7日 6時0分

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来年の春を笑顔で迎えよう ©iStock.com

 カリスマ家庭教師・安浪京子先生は、個別指導の問い合わせが来るのは圧倒的に6年生の親御さんからが多いという。

「学童がわりになんとなく3~4年生から塾に行かせていたが、6年生となっても成績は全くあがらないまま。あと1年で受験本番となり、慌てて個別指導に駆け込む親御さんが多いようですね」

 そういった親子のバイブルとなっているのが安浪先生の著書 「中学受験 6年生からの大逆転メソッド」 (通称・白本)。2017年の初版発売以来、改訂を重ね着実に版を重ね、2月にも最新改訂版が出たばかり。また昨年春には第2弾となる 「中学受験 大逆転の志望校選び」 (通称・赤本)も出た。

 今回は、実際にこれらの本を読んで「大逆転合格」をモノにした読者の実例を紹介する。

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小中高一貫の女子校から一転、理系に強い共学校へ進路変更

ケース(1)Hちゃん 6年生の9月から受験勉強開始。志望校の都市大等々力に合格!

 Hちゃんは、小中高一貫の女子校に通っていて、ご両親は共働き、小1と年中の弟がいるご家庭でした。当初、そのまま上の中学に行くつもりだったので受験勉強は全くしていませんでした。

 ところが、途中で理系の学科に興味を持ち、6年生の9月になって突然、今より高い偏差値の、理系に強い共学校を目指して受験することを決意します。

算数の偏差値は1ヶ月で40から58へ

 現実的には、今から塾に入ってついていくのは無理なので、短期集中で個別指導で頑張ることに決めました。週2日個別指導(算数2コマ、理科1コマ、社会1コマ)を受けた結果、首都圏模試の成績が9月が41だったのが10月には53までアップ、特に算数の偏差値は1ヶ月で40から58まであがったとのこと。

「模試では偏差値や判定に気を取られがちですが、安浪先生の白本( 「中学受験 6年生からの大逆転メソッド」 )に書いてあったように、合格可能性80%以上の判定を取るにはあと、何点とればいいのか、そのためには、どの問題を落とさなければいいのか、とロジカルに見直す方法がとても役に立ちました。『漢字は覚えるだけだから、あと8点上がるでしょ?』『あ、これは○○算復習すれば余裕だね』みたいに、少しずつ積み上げていく方法で希望の光が見えました」(Hちゃんのお母様)

国語マトリクスで志望校を選別し、無駄な勉強を省く

 圧倒的に時間が足りない中無駄な勉強をしなくてすむように、志望校選びと対策においては、安浪先生の赤本( 「中学受験 大逆転の志望校選び」 )が役に立ったという。

「実際に足を運んで校風なども見て気にいった学校の中から、出題傾向のマトリクスを見て入試問題を分析。たとえば、国語のマトリクスを見て、他の志望校は記述が少ないのに、一つだけ多い学校が入っていたら、効率を考えて潔くそこは志望校から外すことにしました」(同前)

志望校の都市大等々力に見事合格!

 受験を決めてから毎朝6時起床、23時就寝で、学校以外の時間はずっと勉強をし続け、移動の車の中でも暗記モノをやり続けていた努力家のHちゃん。休憩の時間すら、いろいろな学校の国語の過去問を読書代わりに読んだり、日本の歴史の漫画を楽しんだりと、受験に役立つことをしていたというほど。その甲斐あって、志望校の都市大等々力に見事合格!

短期間で志望校合格を勝ち取れた理由

「先生の著書で一番役にたったのは、“褒める”スキル。親が子供を褒めちぎることで、娘のやる気が続き、短期間で志望校合格を勝ち取れたと思います。また6年生の1年間でどういうことが起こるかも書いてあったので、流れを事前に知っておけたのも安心につながりました」(同前)

個人指導の学習塾では得られなかったアドバイス

ケース(2)Rちゃん 最後の最後で安浪メソッドに出会い、第1志望合格!

 Rちゃんは、留学経験もあり、英語が強みで、大妻中野のグローバルが大本命(入試は英語、算数、国語)でした。個人指導の学習塾に通い、算数と英語を習っていましたが、偏差値では最後まで全く手が届かない状況。6年生の最終段階に来て、安浪先生の白本に出会い、最小の努力で最大の効果を出す方法を試します。

「個人指導の学習塾では、過去問対策などの指示も一切ありませんでした。やることも多すぎて、混乱していましたが、まずは過去問を分析。大妻中野は計算問題が面倒なのと、必ず単位計算が出題されていたことに注目し、計算力を高め、特殊算を中心に基礎を固め直すことに徹しました」(Rちゃんのお母様)

「ノートの使い方」を変えてアレスミスを減らす

 時間がないため、安浪先生の白本に掲載されていた、算数の「努力コスパの良い単元(点数につながりやすい単元)」を見て、安浪先生の問題集「はじめまして受験算数」の100以上ある項目からコスパの良い26単元のみを徹底的にやることに決め、個別指導で1日2単元ずつ進めてもらい、分からない問題の解説をお願いした。また、本に載っていた「ノートの使い方」を見て、計算ノートの使い方がせせこましいことに気づき、大学ノートをゆとりをもって使い、文字のサイズを揃えるように意識させたらケアレスミスが減ったそう。

「なかなか結果が出ず、モチベーションが下がっていた本人も、やることが明確になり、余計なものがそぎ落とされたおかげで、スッキリと勉強に向かえるようになったようです」(同前)

過去問対策のコツを掴んで、急激に点数がアップ

 過去問対策には安浪先生の赤本(「中学受験 大逆転の志望校選び」)が役に立ったという。

「過去問を解く時の、時間配分の考え方や、解く問題・捨て問題の見極めなどの練習をしました。また、“元気で集中力のある時間帯”に過去問を解かねば意味がないと書いてあったので、自宅ではなく、塾の自習室や図書館で解くことにして、スケジュールを組みました」(同前)

 このような勉強法に変えたところ、急激に過去問の点数が取れるようになり、2月1日の初戦で、見事、第1志望の大妻中野グローバルに合格。

「1月後半に不安と焦りから一時ケアレスミスが増えるなど失速しましたが、これも本にこの時期によくあることだと書いてあったので、安心して、親が不安にならずに子供に声がけなどをすることができました。同じ努力でも、少しやり方を変えるだけでここまで効果に差がでることに驚きました!」(同前)

最小・最短の努力で志望校合格を手に入れる

 上記の実例はいずれも、6年生の半ばすぎから安浪メソッドを始めて大逆転を勝ち取った実例です。6年生も始まったばかりの今なら、さらに伸びしろはあるはず。無駄な努力に時間を費やさず、最小・最短の努力で最高のパフォーマンスを出せる勉強法を知って、1年後の志望校合格を手に入れてください。

(「文春オンライン」編集部)

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