「車椅子で生活している」と嘘をついた男の末路……「パリ、嘘つきな恋」を採点!

文春オンライン / 2019年5月27日 17時0分

写真

© 2018 Gaumont / La Boétie Films / TF1 Films Production / Pour Toi Public

〈あらすじ〉

大手シューズ代理店でヨーロッパ支局長を務めるリッチでハンサムなジョスラン(フランク・デュボスク)は、もうすぐ50歳になるが身を固める気はなく、ゲームのような恋愛を楽しんでいる。ジョスランはある日、美しい女性ジュリーと出逢い、成り行きで「車椅子で生活している」と嘘をついてしまう。それを信用したジュリーから、車椅子で生活するヴァイオリニストの姉、フロランス(アレクサンドラ・ラミー)を紹介される。車椅子でデートを重ねるうちに、快活で聡明、ユーモアあふれるフロランスに、ジョスランは本気で恋をしてしまう。しかし、なかなか真実を打ち明けられず……。

〈解説〉

コメディアンのフランク・デュボスクが監督・脚本・主演を兼任。障害者への偏見や差別といったテーマを内包したロマンチック・ラブコメディ。108分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆話の展開はすぐに読めるようなものだが、パリやプラハの風物で興味をつなぐ。主演男女も巧いが私の好みには合わず……。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆嘘つきの金持ちが主人公なので期待したが、話に穴が多すぎるし、すぐに先が読める。ジョークの切れが鈍いのも致命的。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★☆☆☆主人公ジョスランが恋して心を入れ替えるような嘘臭い安易な演出が不愉快。最悪な男の、嘲笑するにも値しない物語。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆古い芸風だが腕はあるといった感じ。大人の粋と前世紀の遺物的センスが表裏のようで、やたら振幅が激しく見える(笑)。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ちょいワルモテ男と車椅子の美女のラブコメ。水中デートをはじめ「みんな立ってる」と思わせる魔法が効いてお洒落。

INFORMATION

「パリ、嘘つきな恋」(仏)
5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:フランク・デュボスク
出演:フランク・デュボスク、アレクサンドラ・ラミー、キャロライン・アングラード、エルザ・ジルベルスタイン ほか
http://paris-uso.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月30日号)

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