キンプリとキャラ被りで仕事減のSexy Zone「ジャニーズ辞めたい」メンバーが涙の直訴

文春オンライン / 2019年6月4日 17時0分

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佐藤勝利 ©時事通信社

 2018年にデビューしてから旭日昇天の勢いで活躍し、いまやジャニーズ事務所の次世代エースとも呼ばれる「King & Prince」だが、そのしわ寄せを受けて、仕事が激減しているジャニーズのグループがあるという。先輩グループの「Sexy Zone」だ。

「King & Princeを使ってほしい」

 テレビ局関係者が証言する。

「1年程前、ジャニーズ事務所から『セクゾの佐藤勝利(しょうり・22)を使ってほしい』と言われたんです。スタッフがその意向を汲んで、今年に入り、バラエティ番組のゲストにSexy Zoneのメンバーをオファーした。すると今度は『Sexy Zoneではなく、King & Princeを使ってほしい』という要望が来たのです」

 Sexy Zoneがシングル「Sexy Zone」でデビューしたのは2011年11月16日。中島健人(25)、菊池風磨(24)、佐藤勝利、松島聡(21・活動休止中)、マリウス葉(よう・19)の5人組だ。全員が端整な顔立ちをしており、デビュー当初は“王道アイドル”として将来を嘱望されていた。

ファンを振り回した3人体制“セク鬱”時代

 しかし、その道は平坦ではなかった。デビュー4年目には、ファンの間で“セク鬱期”と呼ばれる苦難の時代もあった。

「セクゾが突然、中島、佐藤、菊池の3人組と、マリウス、松島の2人組に分裂したんです。2014年の7枚目のシングル『男 never give up』から『君にHITOMEBORE』『Cha-Cha-Cha チャンピオン』まで、セクゾは中島、菊池、佐藤の3人体制となりました。

 その間、松島とマリウスの仕事は激減。2人はそれぞれSexy Zoneの弟分ユニットとしてジャニーズJr.と活動したりもしていました。このまま解散してしまうんじゃないか、メンバーの仲が悪くなってしまうんじゃないか、とファンは振り回され、いつ5人体制に戻るのかばかりを心配させられた。ファンの間ではこれを“セク鬱”などと呼んでいました」(Sexy Zoneのファン)

 何とか2015年12月発売のシングル「カラフル Eyes」からは再び5人体制に。ファンはほっと胸を撫で下ろした。2018年夏には「24時間テレビ」(日本テレビ系)のメインパーソナリティーも務めた。

 ところが2018年11月、松島が病気療養のため、芸能活動を当面休止することを発表。

〈実は1年前くらいから体調を崩し始め1カ月前より不調が酷くなった為受診いたしました。診断結果は突発性パニック障害です〉(松島公表コメントより)

ラジオ番組も“滝沢P推し”のジャニーズJr.に交代

 そして、今年に入りさらに雲行きが怪しくなってきた。前出のテレビ局関係者が解説する。

「セクゾが3年間、レギュラーを務めたラジオ番組『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1)を今年3月に卒業したのです。4月からは滝沢秀明氏がプロデュースするジャニーズJr.の人気ユニット『SixTONES』『Snow Man』『Travis Japan』が週替わりで担当することになりました。わかりやすい事務所側のシフトチェンジです。

 5月21日には『極限合宿を監視中!! 3日間で人生は変わるのか!?』(日本テレビ系)が放送されましたが、単発の深夜特番です。現在は、グループでの仕事はなく、今後の予定としても、菊池風磨の単独初主演舞台『HAMLET ―ハムレット―』が発表されたくらい。スケジュールの空白が目立ちます」

“王子様キャラ”浸透の中島健人以外は……

 Sexy Zoneに何が起きているのか。芸能プロ関係者は「キンプリとのキャラ被りが原因のひとつでしょう」と説明する。

「キンプリとセクゾはグループの平均年齢も近く、メンバーの雰囲気も似ているんです。ただ、キンプリのほうが個々のポテンシャルが高いと言わざるを得ない。セクゾでは唯一、中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のレギュラー出演で“王子様キャラ”が浸透しましたが、それ以外のメンバーの印象は薄い。

 キンプリの平野紫耀(しょう・22)は王道アイドルのルックスながらも、天然キャラでバラエティ受けがいいし、永瀬廉(20)も関西Jr.出身でトークが好評。2人はファッション誌『ViVi』の恒例企画『国宝級イケメンランキング』(2019年上半期)では1位と3位に選ばれています。また、ジャニーズJr.時代から『国民的彼氏』の異名をとる神宮寺勇太(21)、“愛されポンコツキャラ”の岸優太(23)、“甘えん坊弟キャラ”の髙橋海人(20)など、メンバー全員の個性が際立っている。事務所関係者は『世界のキンプリにする』と息巻いています」

キンプリの渋谷・大型ポスター広告にはファンが殺到

 ファンクラブ会員数も、デビュー8年のSexy Zoneを、King & Princeはわずか数カ月で抜いたという。

「今年3月には、渋谷駅の地下通路にキンプリが出演する広告『Yahoo!きせかえ』の大型ポスターが掲出されたのですが、写真を撮るために連日多くのファンが押し寄せ、警備員が配置されたほどでした。

 実は、その前の週、まったく同じ場所にSexy Zoneの新アルバム『PAGES』の広告が掲出されたのですが、駆け付けたファンの数は少なかった」(前出・テレビ局関係者)

 このアルバムにも療養中の松島は参加していない。

精神的に追い詰められているSexy Zone

「マリウスもそろそろ限界です。アイドルをやっている自分は本当の自分ではないと、彼はずっと悩んでいます。昨年の『24時間テレビ』が終わった後、『ジャニーズを辞めたい』と泣きながら関係者に訴えたのは、事務所の中でも話題になりました。

 菊池、中島、佐藤も苛立ちを抑えられないようで、昨年末から今年にかけて、自分のポジションをハッキリさせてほしい、と事務所の人間に不満をぶつけていた。本人たちは必死なのでしょうが、菊池と中島などは態度が悪いと幹部から怒られたこともある。特に、菊池はかなり不機嫌でした」(ジャニーズ事務所関係者)

 5月に文春オンラインで公開した「 ジャニーズチケット相場ランク 」では、「ギリギリ利益を出せる」6位だったSexy Zone。

 Sexy Zoneが平均年齢14.2歳という事務所史上最年少での華麗なるデビューを果たしたのは8年前。マイケル・ジャクソンの“男らしいセクシーさ”をイメージした、ジャニー喜多川社長肝煎りのグループだった。お披露目の舞台で、バラの花を手に佐藤勝利は「日本中に名前を知らしめたい」と述べていた。

 彼らは、苦悩を突き抜けて歓喜のZONEに至ることはできるのだろうか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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