小川彩佳アナ、結婚相手との出会いは“ブラインドデート”だった

文春オンライン / 2019年7月30日 17時0分

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職場で同僚と談笑する、メドレーの豊田剛一郎代表取締役医師(右)©共同通信社

 テレ朝を退社直後に鳴り物入りで『news23』(TBS系)のMCに電撃就任した小川彩佳アナ(34)。その極秘とされていた結婚相手をスクープしたのが「小川彩佳アナ"秘密の新婚夫"はあの国会議員の息子だった!」(週刊ポスト8月9日号)という記事だった。

 そのお相手と報じられたのは、医療系IT企業「メドレー」の「代表取締役医師」の肩書を持つ豊田剛一郎氏(35)。東大医学部を卒業し、脳外科医として都内の病院で勤務した後、アメリカに留学して米国医師免許を取得。帰国後、大手コンサルティング会社マッキンゼーに転職し、2015年に現職に就いている若手経営者だ。

 本稿では2人の馴れ初め、そして小川アナのテレビ朝日退社の真相について関係各所に取材を行った。女性アナウンサーと、若手起業家の出会いとは――。

2人は“ブラインドデート”で出会った

 二人を知るIT企業関係者が当時を振り返る。

「実は2人は初対面のときからデートとして2人きりで会っているのです。昔風で言えばブラインドデート(友人の紹介などで知らない相手とデートをすること)ですよね。豊田くんは米国ミシガンに医者として留学した経験があり、小川アナも幼少期にミシガンに住んでいた。そんな地元トークで二人は意気投合をしたようです」

 2018年4月、白金の和食屋で2人は初めて顔合わせをしている。

「初めまして小川です」

 こう挨拶する女性に豊田氏は驚きを隠せなかったという。目の前に立っているのが報道ステーション(テレビ朝日系、当時)の“顔”の1人として知られていた小川彩佳アナウンサーだったからだ。

「はい。テレビでいつも見ています」

 豊田氏はそうぎこちなく、挨拶をした。

 ブラインドデートをセッティングしたのは米国に住む小川アナの知人だった。「彩佳に紹介したい男性がいる」とSNSを通じて連絡を取ったのがそもそもの始まり。更に知人を通じて豊田氏にも連絡を取り、小川アナと豊田氏を引き会わせるための場所と日時を取り決めたのだという。

「豊田くんは当時34 で独身。小川アナは1歳下で、嵐の櫻井翔くんと別れてからはフリーだったようです。2人とも結婚を意識する年齢だったこともあり、スムーズに交際まで発展していったようです。『お互い酒好きで、飲むのはビールとウィスキーという好みも合った。特に小川さんの人の話をしっかり聞いてくれるところが魅力的に思えた』と、後に豊田くんから聞きました」(同前)

 小川アナの父親は、かつて週刊文春の取材に「国際的な視点も彼女の目指すものですので、そのような結婚相手が理想です」(2016年6月23日号)と語っていた。そうした意味でも米国・ミシガンでの共通体験は、小川アナにとってビビっときたポイントだったのかもしれない。

華やかな経歴と“苦労人”のギャップ

 IT企業を経営し「代表取締役医師」という肩書を持つ豊田氏は、父親が政治家で彼自身も開成→東大という経歴を持つため、ステレオタイプに“エリート経営者”と語られることが多い。確かに父親の豊田潤多郎氏(69)は大蔵省大臣官房企画官を務めたエリートで、後に小沢一郎氏の新生党で国会議員となる。だが、野党暮らしが長く、選挙で何度も落選するなど多くの苦難を経験した。自民党議員の二世と比べ、その受ける恩恵は決して多いとは言えなかったようだ。

 豊田氏自身も3年以上続いた仕事がなかったといい、現在の地位を築くために試行錯誤を繰り返した苦労人でもあった。

「豊田氏は勤務医時代に医者の就労環境のブラックぶりを目の当たりにし、一度コンサルタントに転じるのです。しかし、コンサルでは医療改革は出来ないと感じていたときに、小学校の受験塾時代の同窓で、メドレー創業者である瀧口浩平氏に『自分の名前で勝負すべきだ』と口説かれ、メドレー参加を決意する。豊田氏の根底には医療改革への強い想いがあるのです」(ビジネス誌編集者)

 豊田氏が代表を務める「メドレー」はオンライン医療事典やオンライン診療システムを開発し、医療のスマート化に取組むIT企業だ。彼の口癖は「医療を持続可能なものにする仕組み作り」なのだという。

「医療界はしがらみ、規制が強い世界。それを打破する可能性を持つ事業の一つと、メドレーのビジネスは目されている。豊田氏は自らの努力で安倍政権中枢にも人脈を築いている。なので、彼のことを政界・実業に通じた『医療界の革命児』と評する声も出ています」(同前)

交際は、小川アナのキャリアの転換点だった

 二人の交際時期は、小川アナのキャリアの転機とも軌を一にしていた。

 報ステ時代の小川アナは、福田淳一財務次官(当時)のセクハラ問題が浮上したときに麻生太郎財務大臣が「はめられたとの意見もある」と発言したことに対して、番組で「(麻生発言は)本当に深刻だと思います」と発言するなど“物言うアナウンサー”として注目を集めていた。

 だが、2018年9月に報ステを降板。ネット報道番組『Abema Prime』(AbemaTV)のメイン司会に転じることになる。

「小川降板は、報ステのバラエティ化を進めたいテレビ朝日上層部の意向でした」(テレビ朝日局員)

 実際に報ステのメインには、報道経験がほとんどない徳永有美が起用された。2020年の東京五輪などの国家的イベントの多いなか、テレビ朝日は報道ステーションの反権力色をなるべく薄めようという思惑を持っていたとされている。正義感が強く、発信力もある小川アナが番組から降ろされたことも、そうした背景が一つの要因になったのかもしれない。

「アベマに活躍の場を移した小川アナのもとには、数々の仕事のオファーが届いていたようです。ネット番組の自由を楽しむ一方で、新しいチャレンジもしたいと彼女は進路を悩んでいた。あるとき小川アナが『親しい人に相談したら、新しいチャレンジをしないで後悔するより、して後悔したほうがいいんじゃないと言われた』と漏らしたことがあり、いま思えばその親しい人が豊田氏だったみたいですね」(報道ステーション関係者)

“エアー結婚疑惑”の真相

 小川アナは今年2月に出演番組で、「公私共に新しい環境に身を置くという結論に至りました」とテレ朝退社と結婚を報告する。

 ところが、肝心の結婚相手については一切発表されず、入籍時期も不明だったことで、小川アナの“エアー結婚”ではないかという憶測が、テレビ局、マスコミ関係者の間で流れるようになった。

「テレ朝退社後も、小川アナはワンルームマンション暮らしのままだった。かつて交際した櫻井翔と逢瀬を重ねていた場所に住み続けていたため、もしかして未練があるんじゃないか、という憶測や噂も立っていました」(TBS関係者)

 しかし取材を重ねていくと、この“エアー結婚説”が流れた背景には、テレ朝の内部事情があったことがわかった。

「小川アナは退社してフリーになるという意向だったようですが、テレ朝上層部がそれを許さなかった。どうやらテレ朝側は退社について、『結婚発表をするなら』という条件を小川アナに突きつけたみたいなのです。つまり結婚以外の理由で会社を辞められたら、テレ朝のイメージが悪くなると考えたようです」(別のテレビ朝日局員)

 テレビ朝日広報部に小川アナ独立の経緯について見解を聞くも、「社員に関する詳細については従来お答えしていません」との回答だった。

 当時、豊田氏との交際も半年以上が経過しており、結婚を前提としたものとなっていた。そこで、小川アナは“結婚”を理由とすることで円満退社を目指したというのが“エアー結婚疑惑”の真相のようだ。

『news23』に電撃移籍も、苦難の再スタート

 テレビ朝日を退社した小川アナは、6月に『news23』に電撃移籍し、メインキャスターに抜擢される。しかし、番組は視聴率4%台と低迷したままで、苦難の再スタートとなった。

「もちろん結婚するつもりだったので、退社理由はウソではなかったはずです。しかし豊田氏はベンチャー経営者として自らフルスロットルで走り回る日々。小川アナもデイリーでニュース番組に取組む、という状況でなかなか新居や、結婚の日取りを決めることが出来なかったようです」(前出・IT企業関係者)

 そして、2人は7月16日に入籍、都内の新居で晴れて新婚生活をスタートさせることとなった。

「じつは2人とも、外見に似合わずロック好きという共通点もある。豊田くんはエリック・クラプトンやオアシス、小川さんはレッド・ツェッペリンのファンだそうです」(同前)

 ブラインドデートから始まった恋は、ロック魂によって結ばれたのか――。

(赤石 晋一郎)

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