嵐・二宮和也、結婚を発表 元女子アナ・伊藤綾子さんとの「婚前旅行」

文春オンライン / 2019年11月12日 21時28分

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二宮(右)と伊藤さん 

 11月12日、嵐の二宮和也(36)が、かねてより交際していた女性との結婚を発表した。「週刊文春」は昨年、2人の“婚前旅行”を詳しく報じていた。当時の記事(2018年8月16・23日号)を再編集のうえ、公開する。

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成田空港には二宮の姿が……

 7月16日午前8時前、成田国際空港に、予定より少し遅れて一機の国際便が降り立っていた。

 先頭を切って機内から姿を現したのは、嵐の二宮和也(35)。黒いキャップ、ピンクのTシャツに水色のカーディガンを羽織っている。VIP扱いの二宮は、到着ゲートを出たのも誰より早かった。空港関係者が二宮の荷物を引きながら続く。二宮は手で口元を隠しながら、愛車のレクサスが停まっている駐車場へ向かった。

 遅れること数分、機内から黒のキャップに黒のワンピース姿の女性が降りた。目下二宮と結婚秒読みといわれている、元フリーアナウンサーの伊藤綾子さん(37)である。二人はこの日、4泊5日の“婚前旅行”から帰国した――。

 男性アイドルの頂点に立って久しい嵐。ジャニーズ事務所の先輩、SMAPでさえ約100万人だったファンクラブの会員が、いまや220万人を超えている。

「オリコン年間ランキング2017」の「アーティストトータルセールス」では108億円を記録し、5年連続で1位に輝いた。引退表明した安室奈美恵や、解散したSMAPを抑えてのトップ維持。7月25日にリリースした新曲「夏疾風(なつはやて)」は「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」の応援ソング。発売初週で47万枚を売り上げた。もちろんオリコン1位だ。

 今年11月からはデビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎え、5大ドームツアーが始まる。

 まさに国民的グループ。だが、その道のりは決して平坦ではなかった。

 相葉雅紀(35)、松本潤(34)、二宮、大野智(37)、櫻井の5人が、ハワイの洋上に浮かぶクルーズ客船で華々しく嵐の結成を発表したのは1999年9月のこと。

「デビュー曲はオリコン1位を獲得したが、コンサートの客席がなかなか埋まらない状態が続いた。松本がドラマ『花より男子(だんご)』でブレイクするまでの約5年間は正直、低迷していました」(芸能記者)

 松本のブレイクを契機として、グループの人気もうなぎ登り。結成11年目の09年にはNHK紅白歌合戦に初出場。翌年からは5年連続で、グループとして白組司会の大役を担った。16年には相葉、昨年は二宮が単独で務めている。

 SMAPなき今、嵐は名実ともにジャニーズ事務所の屋台骨を支えているといえよう。

 だが、嵐は過渡期を迎えてもいる。女性たちの憧れを20年にわたって受け止め続けてきた5人も30代後半にさしかかった。アイドルである前に一人の男性である彼らにとって、恋愛、結婚という人生の大きな選択は、すでに現実的な将来として目の前に見えている。

 それはとりわけ、二宮にとって切実な問題であるに違いない。

熱愛発覚は2016年夏

 二宮と伊藤さんの熱愛が発覚したのは16年夏、『女性セブン』(7月21日号)においてだった。二宮の自宅に通う伊藤さんの姿が報じられたのだ。

 伊藤さんは17年3月まで「news every.」(日テレ系)の金曜メインキャスターを務めたフリーアナウンサー。現在、公の仕事はない。交際報道以前から自身のブログ(報道後閉鎖)に二宮との関係をアピールするような日記や画像をアップするなど、自ら交際発覚を狙っていたフシがあるとして、ファンの間で“匂わせ女”と揶揄され、攻撃された。「嵐のニュースを読ませないで」「辞めてほしい」と局には抗議が殺到したという。

「彼女の番組卒業は、表向きはリニューアルでしたが、ジャニーズやファンに対する“忖度”というのが実際のところ。仕事ぶりも申し分ないし、前番組と合わせると約10年間務めたベテランですからね。卒業の際はスタッフ全員に自ら作成したボールペンを配りながら、涙を浮かべて『楽しかったです』と挨拶して回っていました」(日テレ関係者)

 しかし、交際報道から約2年、二人は密やかに、そしてしっかりと愛を育んでいた。

 その象徴が、今回、小誌が目撃した海外旅行だ。

「機内で二人はビジネスクラス。隣同士の席でしたよ。スリランカを経由する便ですから、二人は高級リゾート地のモルディブに行っていたのでしょう」(乗り合わせた客)

 ひとり空港の駐車場に向かった二宮は、愛車を同フロアのエレベーター付近に移動させた。

 約15分後、伊藤さんの姿を確認するや運転席を降りて迎えた二宮。そして伊藤さんの重いスーツケースを持ち、甲斐甲斐しく車のトランクに収納。堂々と寄り添って歩くことのできないトップアイドルの、せめてもの気遣いだろう。伊藤さんに対する優しさが垣間見える、微笑ましいシーンとなった。

 二宮は運転席に座り、伊藤さんは後部座席に姿を隠す。車は空港を後にし、都心にある二宮の自宅マンションへと帰途に着いた――。

 これまで噂に上った二宮の恋愛遍歴は、長澤まさみ、佐々木希など枚挙に暇がない。しかし伊藤さんとの関係はそれらとは明らかに違う。過去に、二人きりの海外旅行を目撃されたことはないし、鮮明なツーショットが撮影されたのはこれが初だ。

 そこに、年齢を重ねて生まれた、二宮の変化を読み取ることができる。

「俺はね、結婚は最近はしたほうがいいと思っている」

 二宮は過去、ことあるごとに「結婚願望がない」と語っていた。しかし13年11月に放送された「ニノさん」(日テレ系)では、「俺はね、結婚は最近はしたほうがいいと思っている」と新たな心境を吐露し、次のように続けた。

「この人がすごい好きだから結婚したいとかじゃなくて、もうそろそろ孝行の一つとして孫見せなきゃまずいかなっていう感じ。生きているだけで幸せなんだけど、もう一個嬉しいこと乗っけてあげたいってなってきたんですよ、急に」

 女性誌『MORE』13年2月号でもこう語った。

「結婚に求める条件なんて考えたこともない。一緒にいて考えもしないことが起こるから面白いし、ロマンティックなんじゃない?」

 この頃に芽生えた願望が、今、伊藤さんとの間で現実的になってきている。

 しかし、アイドルにとって「恋愛」と「結婚」は、答えの見つからない永遠の難問であることもまた事実。とりわけジャニーズ事務所においては、これまで「グループ内で結婚できるのは一人だけ」など、様々な結婚に関する“掟”が噂に上ってきた。

 実際のところはどうなのか。ジャニー喜多川社長(86)はかつてこう語っている。

「健全な男だもの。女性と一緒にいて当たり前だよ。それってウチはだめなの?」

 意外なことに、ジャニーズ事務所には“恋愛禁止令”や“結婚禁止令”は存在しないのだという。ジャニーズ内部に詳しい音楽関係者が話す。

「90年代後半頃はアイドルが結婚するのがとても難しく、すでに国民的アイドルだったSMAPには結婚など許される雰囲気じゃなかった。ただ、当時から事務所が“結婚禁止”を制度化していたわけではない。結婚すれば人気が落ちるのが分かっていたから、タレントたちが自らの判断で結婚しなかった。そういう時代だったんです」

 だからこそ2000年、木村拓哉(45)が結婚に踏み切ったことは衝撃的だった。

「一番反対したのは当時のマネージャーだった飯島三智氏(60)。『ファンを裏切ってはならない』と木村に詰め寄った。しかしそのときでさえ結局、事務所は結婚を許したのです」(同前)

 現在、ジャニーズの陣頭指揮を執る藤島ジュリー景子副社長(52)はタレントの恋愛には基本的にノータッチ。「バレないようにしなさい」と口を酸っぱくしていうのみだという。

「ここ1年でもV6の岡田准一(37)が宮﨑あおい(32)と、森田剛(39)が宮沢りえ(45)とゴールイン。ジュリー体制での結婚ラッシュが続いています」(事務所関係者)

ジャニーズはなぜ結婚ラッシュなのか?

 この結婚ラッシュは、いま、ジャニーズ事務所に起きている大きな変化と無関係ではない。

 同社を年商1000億円近いといわれる芸能事務所に育て上げたジャニー喜多川社長、メリー喜多川副社長(91)の姉弟。しかし、いま二人は一線から退き、メリー氏の娘、ジュリー副社長が事実上のトップとして采配を振っている。

 今年、創業56年にして会社のロゴを変更。2月には港区赤坂の本社から100メートルほど離れた、ソニー・ミュージックエンタテインメントが所有していたビルを約80億円で購入、改装工事を経て7月に移転した。98年に自社ビルを建設して以来、20年ぶりの本社移転だ。

 すでにジュリー氏への社長交代を見据えた新体制への移行が進んでいるが、“ジュリー体制”の船出が厳しいものとなっていることも、また周知の通りだ。

「4月中旬に、関ジャニ∞の渋谷すばる(36)が今年いっぱいでの退所を発表。4月下旬にはTOKIO山口達也(46)の強制わいせつ事件が発覚した。さらに6月にはNEWS小山慶一郎(34)の未成年飲酒騒動。特にTOKIOは、ジュリー氏が一番力を注いでいたグループなだけに痛手でした」(芸能関係者)

 昨年、独立した元SMAPの3人が、ジャニーズでは長らくタブーだったインターネットを駆使した活動を展開。その“自由さ”を華々しくアピールするにつけ、テレビ局などのメディアに対し強権的に振る舞い続けるジャニーズの姿勢が浮き彫りになった。

 ジュリー体制での結婚ラッシュは、いわばジャニーズの“自由”の演出と捉えることもできよう。

 現役のジャニーズ所属タレントは、「結婚を意識したら、本人が事務所を説得するという流れです」と明かす。だが、事務所が結婚にOKを出したとしても、タレントがそれに踏み切るのが重い決断であることは事実。結婚が「ファン離れ」のリスクを伴う危険な冒険であることは、伊藤さんに対するファンの苛烈な反応からも明らかだ。メリー氏も結婚を止めることはないが、結婚式や披露宴をして、ファンに幸せをアピールすることはよしとしていない。

 二宮が伊藤さんとの間で育んできた愛は、今、結婚への高い壁を乗り越えつつあるようだ。別のジャニーズタレントが明かす。

「若手の間で噂になっているのが、2020年のオリンピックイヤーまで結婚を待てない、と二宮くんが言っているということです」

二宮を直撃取材すると……

 8月1日午後3時、ひとり愛車で自宅マンションを出た二宮は、港区の高級家具店へ向かった。新生活への準備だろうか、前日には秋葉原の家電量販店に足を運んでいる。家具店から愛車に戻る二宮を直撃した。

――週刊文春です。

「はい」(名刺を受け取る)

――モルディブには伊藤さんと二人で?

「取材だったらごめんなさい。事務所に」

――結婚は近い?

「いやいやいや。事務所を通してください。すみません」

――婚前旅行では?

「とんでもないです、事務所にちょっと……、はい」

 終始笑顔で応じてくれた二宮。去り際には、わざわざ振り向いて「暑い中すみません」とお辞儀。爽やかな笑顔で煙に巻かれてしまったが、婚前旅行や結婚についてはっきりとした否定の言葉がなかったのは、結婚にむけて順調であることの表れに違いない。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年8月16・23日号)

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