なぜ嵐・二宮は結婚できたのか? ジュリー氏の“働き方改革”とタッキーの“王政復古”

文春オンライン / 2019年11月14日 12時40分

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電撃結婚を発表した二宮 ©文藝春秋

 11月12日、ジャニーズの人気グループ・嵐のメンバー二宮和也(36)がファンクラブ限定の公式サイトで結婚を発表した。ここ数年、ジャニーズタレントの結婚が続いている。つい先日の9月28日には、TOKIOのリーダーである城島茂(48)とグラビアアイドルの菊池梨沙(24)の結婚が発表されたばかりだ。

ジャニーズ事務所に異変が……

「ジャニーズタレントに“結婚ラッシュ”が来るというのは、これまでだったら絶対にあり得ませんでした。『ジャニーズタレントは1グループにつき1人しか結婚できない』という話も、昔から都市伝説のように語られてきた。実際、それほどにジャニーズ事務所は結婚に厳しかったのです。しかし、2015年にTOKIOの国分太一さん(45)が結婚を発表、そこから2016年にはV6・長野博さん(47)、2017年に同じくV6の岡田准一さん(38)、2018年にV6・森田剛さん(40)と1年に1人ペースで結婚が発表されてきました。そして2019年には城島さんと二宮さんで2人。ジャニーズ事務所に異変が起きている」(スポーツ紙記者)

 2019年はジャニーズ事務所にとって、激動の1年だった。7月にジャニー喜多川前社長が亡くなり、9月には新社長にジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子氏が、副社長に滝沢秀明氏が就任。ジュリー氏がジャニーズ事務所の統括をし、今年1月からジャニーズJr.らが多く所属するジャニーズアイランド社を滝沢氏が率いている。ジャニーズ事務所関係者が語る。

「ジュリーさんが采配を振るうようになってから、ジャニーズ事務所内の権力構造は様変わりしました。以前だったら、仕事に関する事はほとんどすべて、ジュリーさんや会長のメリーさんに伝えられ、彼女らが決定を下していた。しかし、現在は各部門の責任者らに決定権を持たせ、所属グループのチーフマネらで現場判断することが増えました。ジュリーさんも昔ほどタレントに口出しをしない。そのおかげで決定スピードが上がったり、現場からのアイディアを生かせたりとメリットも生まれている」

 その一方で、かつてジャニーズ帝国を厳しく律していた厳格さがなくなってきているという。

ジュリー氏による“働き方改革”の功罪

「事務所全体を見渡す人が居なくなり、横や縦の繋がりが薄くなった。その結果、各現場で起きている小さなトラブルやプライベートの問題などが、上層部に共有されにくくなっているんです。上層部の“支配力”は弱まり、以前に比べると緩い空気が漂っています。結婚ラッシュが続いているのは、事務所の体制が変わったからでしょう。タレントの意思が通りやすくなっているのは間違いない」(同前)

 ジャニーズ事務所で主力タレントが次々に結婚やグループ活動休止、事務所退所など、“働き方改革”を推し進める一方で、かつての“厳しいジャニーズ帝国”の王政復古がなされようとしている組織もある。滝沢氏率いるジャニーズアイランド社だ。ジャニーズJr.が語る。

「トップが滝沢くんになってから、アイランド所属のジャニーズJr.のメンバーからは、ピシッと締まった空気を感じます。デビューが決まっているSixTONESの田中樹は元々かなりやんちゃで遊び好きだったのですが、『滝沢くんも色々やってくれているし、自分もプライベートに気をつけないと』と話していた。滝沢くんを筆頭に昔の厳しいジャニーズに戻ったような空気があります」

「滝沢君はジュニアの好き嫌いがはっきりしている」

 ほかのジャニーズJr.は「滝沢くんが厳しくしているわけではない」と語る。

「滝沢くんが僕らのプライベートについてとやかく言うわけではないんです。ただ自分に厳しく完璧主義の滝沢くんの姿に触発されて、ジュニアが変化しているんです。滝沢くんは現役の頃からジュニアの子の相談に親身になって乗ってくれて、ことあるごとにご飯に連れて行ってくれた。人望が厚く、滝沢歌舞伎のときには、滝沢くんの楽屋にKis-My-Ft2の北山宏光くん(34)やジュニアらが集うのが恒例でした。だから滝沢くんが社長になった今でも、『滝沢くんが僕らのために色々してくれている』と信じられるんです。

 KAT-TUNの亀梨和也くん(33)に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の演出をプロデュースしてもらった美 少年でさえ『滝沢くんが亀梨くんに僕らをプロデュースさせてくれた』と話していて、『亀梨くんがやってくれた』とは言っていなかった」

 しかし、全ジャニーズJr.が滝沢氏の恩恵を受けているわけではない。

「滝沢くんはジュニアへの好き嫌いがはっきりしているんです。元Love-tuneのリーダーで、現在は退所している安井謙太郎(28)は、ほとんど話したことがないのに嫌われていた。安井を外して、Love-tuneを再編成しようという構想もあったくらいです。だからこそ、“選ばれしジュニア”には自覚が生まれる。滝沢くんのお気に入りで、デビューが決まったSnow ManやSixTONESのメンバーは、めっきり口が堅くなりました。以前はもっと仕事やプライベートの話をしていたのに、最近は噂話などに乗ってこなくなった」(同前)

 滝沢氏の下、“ジャニタレ”としての自覚を持ち始めているジャニーズJr.たち。世代交代は近いのかもしれない。

(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

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