秋ドラマ視聴率 「G線上」波瑠が苦しみ、「同期」の高畑充希が好調のワケ

文春オンライン / 2019年12月10日 18時30分

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かつては『non-no』などの専属モデルも務めた

 秋ドラマも終盤。前評判は上々だった波瑠(28)主演の「G線上のあなたと私」(TBS系)だが、視聴率6~8%台と、今ひとつ弾けきれないでいる。

「2017年に同枠で主演した『あなたのことはそれほど』は平均11.2%と好成績だった。今回は同じ漫画家の作品を原作に、スタッフもほぼ同じ。相手役にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』で注目された中川大志(21)という盤石の構え。バイオリン教室を舞台にした恋愛物で更なる上乗せを狙ったが、予想外に苦戦している」(放送記者)

 波瑠といえば本来“数字を持っている”女優。ヒロイン・あさ役を務めた15年の朝ドラ「あさが来た」は今世紀朝ドラ最高の平均視聴率23.5%を獲った。

「当時24歳。4度目のオーディション挑戦でヒロインの座を掴み、ショートヘアの爽やか美女として脚光を浴びた。業界内でも“夏目雅子の再来”という声が出るほどだった」(同前)

 朝ドラ後も主演作を重ねた。役柄はOLから刑事までバラエティに富むが、その陰には朝ドラで演じた“快活でまっすぐなキャラ”から踏み出したいという野心があったはず、と指摘するのはドラマ制作関係者。

「特に『あなたのことは〜』では不倫する主婦役に挑み、殻を破ったかに見えた。しかし昨年の『未解決の女 警視庁文書捜査官』では“あさ路線”寄りのキャラ。次クールの『サバイバル・ウェディング』や『G線上〜』も然りで、このへんで視聴率にも陰りが見え出した。朝ドラで演じたキャラのインパクトに頼り、最初からそのイメージに徹するのも手だったが、そう割り切れず、迷走している印象を与えてしまったのが少々痛かった」

高畑充希が高視聴率をキープできる理由は?

 その点、好対照なのが同系列の事務所に属する高畑充希(27)だという。朝ドラでも波瑠の翌年、「とと姉ちゃん」に主演した。

「放送中の主演連ドラ『同期のサクラ』(日テレ系)は視聴率を伸ばし、いまや今期最大の話題作。『過保護のカホコ』(17年)、『メゾン・ド・ポリス』(19年)と一貫して朝ドラの役柄に通底する“頑張り屋”路線で2ケタ視聴率をキープ。イメージに忠実なキャラ作りが作品に力を与えている。やはり米倉涼子にしろ木村拓哉にしろ、視聴率を獲る俳優は常に自らのイメージに忠実です」(同前)

 波瑠は今夏、俳優・齋藤雅弘と初の熱愛発覚。

「私生活が変われば演技も変わるのが女優の常だし、本来、そういう自然な変化が理想。その点、熱愛が“脱・朝ドラ”の転換点になる可能性はある」(同前)

 恋に磨かれ波瑠爛漫、を期待!

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月12日号)

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