「元カレへの復讐はウソ」AVデビューの元ミス学習院・結城るみなが明かした”本当の性遍歴”と“父への告知”

文春オンライン / 2020年3月16日 18時0分

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取材に答える結城るみな ©文藝春秋

【ミス学習院AVデビューの謎】色白でうつむきがちの物静かな彼女に何があったのか? から続く

 3月20日にAV女優としてデビューする結城るみな(24)。このデビューが、いまSNSを中心に話題を呼んでいる。2月18日にデビューが情報解禁された際、結城が皇族も通う名門校・学習院大学のミスキャンパスコンテストでグランプリを獲得した、元ミス学習院だとネットで“特定”されたからだ。2月24日、結城によるTwitterへの投稿も注目を集めた。

結城るみな本人が「週刊文春デジタル」の取材に応じた

《何故私がAVデビューしたかって…? お前への復讐》

 デビューの理由は元交際相手への復讐であるとツイートしたのだ。この投稿は1.5万リツイート、5.6万いいねを獲得したが、「復讐でAVデビューとはどういうことなのか」「炎上商法なのではないか」など様々な憶測がささやかれた。

 

「週刊文春デジタル」は“ミス学習院”がなぜAVデビューしたのかについて、結城の学生時代を知る人物や業界関係者に取材。「ミスキャングランプリを獲得した後も暗くてネガティブだった」、「当時所属していた芸能事務所を泣いて退所している」などの 証言 が出てきたが、デビューに至った確たる理由は判明しなかった。

 そこで結城本人と所属事務所に取材を申し込んだ。すると事務所からの回答は「詳細は公表できない」のみ。しかし回答後しばらくして、事務所関係者から「結城本人を連れて直接話をしに伺ってもいいか」と連絡が入った。その連絡から数時間後の、3月10日21時半頃、ゆったりとした白いブラウスに黒スキニーという出で立ちの結城るみなが編集部に姿を現した――。

◆◆◆

「夜遅くに来てしまってすみません。自分の口からお話しします」

 開口一番、そう口にした結城だったが、出身校や家族について質問をすると「詳しくは申し上げられない」「自分の口からは言えない」を繰り返す。

「大学についても、私の口から何か言うことはできません。とある大学のミスキャンでグランプリを受賞したことは事実ですが、学校側にご迷惑はかけられないですし……。そういうところが少し厳しい学校ではあるので」

「AVデビューは表現の幅を広げるため」

 笑顔で丁寧に応対するものの、奥歯に物が挟まったような受け答えで、なかなか核心に触れようとはしない。デビューの理由について質問が及ぶと、用意していたかのように、表情を変えずにこう答えるのだった。

「デビューの理由は、もうすぐ25歳になる大人の自分を見て欲しいと思ったからです。これまでミスキャンのおかげで清楚・清純なイメージがついていたので“殻を破りたい”と思って。ずっと役者志望だったので、表現の幅を広げたいという思いもありました」

 結城は2016年4月から杉本彩の所属する芸能プロダクション・オフィス彩で映画・舞台女優を目指していた。ミスキャンに出場したのもオフィス彩のスタッフのアドバイスがあったという。しかし2017年3月に事務所を退所。AVメーカー関係者も「彼女はミス学習院という清楚な肩書きのせいで、自分の望む芸能活動ができなくなったことに息苦しさを感じていたようだ」と、結城のAVデビューの経緯を語っている。

 ひとしきり語った後、結城は話を止め、少し考えるような様子を見せた。

「少し、綺麗事を言ってしまっているかもしれません」

 そして「うん」と自らを納得させるように頷き、こちらに目を向けた。

「すみません、本当のことを言います。私、セックスが好きすぎるんです」

 そう言葉を発すると、“本当の自分”について語りだしたのだ。

彼女の口から明かされた“デビューの真相”とは

「性に対する興味は初等科の頃からありました。架空請求が怖かったのでアダルトサイトには手を出しませんでしたが、エッチな広告や画像を見ては妄想を膨らましていました。とはいえ、セックスができるような相手もまだいなかったので、自分で気持ちを落ち着かせていました。自慰行為を覚えるのも早かったと思います。そのうち『早くセックスをしてみたい』という思いだけがどんどん強くなっていきました。中高生になって相手を見つけられるようになってからは、手あたり次第に……」

 まくしたてるように打ち明ける結城。すると、どこかほっとしたような明るい表情を見せた。そして、デビューに至るまでの経緯をさらに詳しく話し始めた。

“没頭”を求めて中高時代に30人の男性と経験

「初体験は14歳の冬です。相手は友達の紹介で出会った2歳年上の男子校の人でした。ずっとセックスに憧れを持っていたので『今だ』と思いましたね。その頃には無料アダルト動画サイトでAVを見始めていました。

 性欲が強いといっても行為の回数を多くしたいというわけではなく、没頭できるセックスがしたかったんです。だから、相手を求めて友人の知り合いや私立学校に通う男女のコミュニティで男性を探す毎日でした。狭い範囲でリサーチしていたので、私のことは“ヤレる女”として裏で広まっていたんじゃないかな(笑)。これまでの経験人数は約50人なのですが、そのうちの30人くらいは中高時代に経験した男性です」

 ただ、自身の欲望を周囲に打ち明けることはしなかったという。

「性欲が強いことを自覚してはいても、軽蔑されるのが怖くて、周りにはずっと隠していました。 “エロい子”として突き抜ける勇気がなかったのかもしれない。下品な話題になったら、周りの女の子に合わせて『ダメだよ〜』『下ネタ無理』なんて言ったりして、真面目なタイプを演じていました」

ミス候補者の半年間は“禁欲状態”の悶々でヤバかった

 結城は奔放な性生活を続けながら、それとは正反対のペルソナを作り上げていた。しかし次第に“本当の自分”との乖離による懊悩が募っていったという。それがピークに達したのが大学時代だった。

「大学入学後は、1人の男性と年単位でお付き合いすることが増えたので、経験人数のペースは下がっていきました。そしてミスキャンに出場することが決まり、学校の名前を背負ってミス候補者として活動していた半年間に至っては、異性関係はゼロ。禁欲状態で悶々としてヤバかったけど、学校の名前に傷をつけるわけにはいかなかったので……。当時は清純派を演じることで精いっぱいだった。当時はよく『暗い』『ミスキャンっぽくない』と言われていましたね」

 結城がミスキャンパスグランプリを獲得した際、「週刊文春」は当時の結城のグラビア撮影をしている。2016年12月8日号の巻末グラビア「ミスキャンパス図鑑2016」にその姿があった。ブラウンのノースリーブとグレーのスカートを着てカメラに笑顔を向けているが、確かにその表情は少し無理をしているようにも見える。

「ミスキャングランプリを獲った直後に、友人を通じて知り合った人と約3年間付き合いました。ただ本当は1人に限らずもっとたくさんの人とセックスがしたかった。交際中に浮気を試みたことがあるのですが、ことごとくバレてしまって。『ああ、浮気は向いていないんだな』と気づきました」

「女優デビューに“復讐”という意図はない」

 この3年間交際したという男性が、前述の“復讐ツイート”の相手だという。ツイートの内容に関して聞くと、結城は「私が勝手にやった炎上商法です」と告白した。

「あれは勢い半分の冗談のつもりでした。元カレが私のことを『元カノがAVデビューした』とツイートしているのを見て、事務所にもメーカーさんにも言わず、独断でリプライ(返答)してしまって……。自分でも信じられないくらい拡散されてしまって驚いています。ご迷惑をおかけしてしまいました。 別れた理由はよくある男女の喧嘩、恋人同士のトラブルにすぎません。AV女優デビューには“復讐”という意図はないんです」

 ただ、彼とのお別れがAVデビューのトリガーとなったのは事実のようだ。
 
「特定の男性と長期間お付き合いするのも楽しかったのですが、自分の性欲を満たしきれず、フラストレーションがたまっていたのかもしれません。破局して男性関係が自由になったことで性欲が爆発しました。そしてAV女優の道に進むことを決めたんです」

セックスする姿を多くの人に見てもらいたい

 デビューにあたっては、誰にも相談せずに1人で決めたという。

「決意したのは昨年11月頃です。もっとセックスがしたい、そしてその姿を多くの人に見てもらいたい。その欲望をかなえるためにはAV女優以外の選択肢はありませんでした。もともと役者志望だったこともあって、人に見られるのが好きなんです。これまでちょっと格好つけていたのですが、これがAV女優になった本当の理由です。

 ミスキャングランプリという肩書きによって築かれてしまった“清純派”というイメージがずっと息苦しかったのですが、AVの世界だったら逆に利用できるかもしれないとも思いました」

父親に決意表明した夜

「プライベートでは食事とか駆け引きとか、行為の前後に時間を取られるじゃないですか。それがすごく嫌」とも語る結城。抑圧から逃れ、自身の欲望に従った結果がAV女優への大胆な転身だった。この決意は家族にも伝えている。結城は「家族との間に距離が生まれる覚悟はしていた」という。

「事務所に所属することが決定した昨年11月頃、まず母に『私、“全裸監督”になるんだぁ』と伝えてみました。意味合いとしては『全裸監督』(Netflix)に登場する黒木香さんのようにAV女優になる、ということだったのですが、少し言葉と意味を濁しました。それでも母の勘は鋭く、『アダルトビデオだけはやめてね』って言われてしまったんですけれど……。

 その後、母と散歩をしているときに、意を決して『AV女優とか、そういうことをやりたい』と伝えました。でも返事は曖昧で。納得してもらうまでには時間がかかりましたね。『好きなようにしなさい』と言ってくれたのは、2月にメーカーさんがデビューの情報解禁をしてからだったように思います」

 父親のことに話が及ぶと、結城は「父がショックを受けることは重々承知していたんですけれど……」と申し訳なさそうな表情を浮かべた。

「母に伝えてからも、父にはずっと黙っていたんです。初めての撮影を12月末に済ませていたのですが、お正月に家族が集まった時にも何も言えませんでした」

父親の第一声は……

「結局父に伝えられたのは、SNSで情報解禁をした後、事後報告になってしまいました。2人で食事をするタイミングがあったので、『私はアダルトビデオやります。というか(AV女優に)なりました。撮影もしました』と伝えました。

 父の第一声は『え……グラビアみたいな感じ?』でしたね。私も緊張していて何を話したのかよく覚えていませんが、何とか納得してくれて、『雑誌とか作品が出る時は先に教えて欲しい』と言われた記憶があります。でも、食事が終わった後に送られてきたメールに、父の本心が書かれていました」

 メールには《ある程度、自分が納得するところまでいったらその業界からは足を洗って欲しい。ずっとアダルトにいて欲しくはない》と書かれていた。

「数日前にも、思い出したように『グラビアではダメだったのか』と連絡がありました。父には申し訳ないけれど『グラビアじゃ意味がない。この仕事をしていることに意味がある』と返信しました。もちろん家族に迷惑をかけるかもしれないことは分かっています。それは本当に申し訳ないです……」

 家族について語るとき、結城の表情は曇る。しかし、AV撮影の話になると一転して笑顔になり「今はとにかくすべてが楽しい!」と饒舌に語り出した。

「私はセックスを追求したいし、自分がするところをたくさんの人に見てもらいたい。撮影をして、ずっと抑え込んでいた自分の欲望をようやくさらけ出せた。今は『セックスが好き!』って堂々と言えるのがすごく嬉しいんです。“天職”というのはおこがましいですが、AV女優はすごく自分に合っていると思っています」

一度は断念したデビューの夢

 実は、結城は一度AVデビューを断念している。2019年9月頃のことだ。

「その時は『家族に迷惑かけちゃうな』とか、『私のセックスなんて見たい人いるのかな』とか、いろいろと悩みました。もしデビューするとしてもミスキャンの経歴は隠そうと思ってもいました。そんな悩みも誰にも打ち明けないまま、断念しようと決めました」

 しかしその後も「AV女優になりたい」という気持ちは消えなかった。

「断念しようと思ったのは、胸が小さいことも理由の1つだったんです。やっぱり大きい方がいいのかなとか考えて。でも『私、肌は白いし、よく考えたらいい体してるんじゃない?』って思えてきて。一度そう思ったら、悩みを吹っ切ることができました。結局、AV女優になる以外の道を考えていなかったんでしょうね。

 今は毎日のようにAVを観て、『次の撮影ではあれしてみよう、これしてみよう』と考えながら、撮影に向けてモチベーションを高めています。仕事とはいえ、やっぱり男優さんに『結城るみな、良かったな』と思ってもらうためにも頑張りたいです」

「全部お話しして本当によかった」

 1時間半にわたる独白のあと、編集部へ現れたときの硬い笑顔とは打って変わって、結城は清々しい表情を浮かべていた。

「SNSで情報発信していると、『AV堕ち』とか『ヘラヘラしてるバカそうな女』みたいな目で見られているなと思うことも正直あります。過去に関係を持った男性の中にもそう思っている人がいるかもしれないですね。彼らからしたら私は“ヤレる女”だったかもしれないけれど、私からしたらその男性たちは “ヤレる男”だった。デビューしたらそんな人たちもムラムラさせて、『私で抜け!』って言ってやりたいくらいです(笑)」

 最後に結城は「正直、最初は『文春怖い』って思っていました。でも来てよかった。全部お話しすることができて本当によかったです!」と告げ、深々と一礼。憑き物が落ちたかのように、晴れ晴れとした笑顔で編集部を去っていったのだった。

(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

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